この日は雨模様、東京でも八王子など内陸では雪が降るかもなんて。

文京区の江戸川橋へ行った、写真関係で長いブロ友さんである Mabo氏が個展をギャラリーにて行うのでそれを見に行ったわけだ。

 

 

ストリートスナップメインの彼の作品を見ていると、あぁエネルギッシュだなぁと。

毎週のように街に繰り出しては撮りためた一枚一枚には気迫さえ感じました。

同好の志としては身が引き締まる思いで、私ももっと精進しなければと思った次第。

以下彼のブログです。

MABO《゚Д゚》 (hatenablog.com)

 

この後予定が有りコインパに着いたら小銭が無い、なので近くのコンビニへ。

そこでこのお店を発見、丁度お昼をささっと済ませてと思っていたのでこちらで食べることにした。

 

 

肉そばをメインに据える立ち食いそばうどんの豊しまさんです。

肉そばといえば豚肉を甘辛く煮たものが乗ったお蕎麦だ、それが立ち食いのこのお店ではどのような形で提供されるのか。

 

出てきた物はちょっと意表を突くものでした。

 

 

何とのっているのは大きなバラ肉、そこへ揚げ玉がびしりと入る、これはうまそー。

先ずは丼をもって汁から頂きますとー。

黒々とした醤油が立つ関東の汁です、立ち食いなので業務用の一斗缶のストレート汁だ。

なので本枯れの出汁感とかそういった物は無し、だがそういうものだと思えば食べ慣れた味で悪くない。

 

ではお蕎麦を頂きましょう。

 

 

これまた立ち食いの蕎麦ですから殆ど小麦の麺である。

蕎麦の香りは由来の物を少々感じるもののフレーバーだろうか。

だが麺の見た目や食感はとっても蕎麦に近い物、これは良く出来てますねー。

殻付きの蕎麦の実を外側まで挽いた、2番粉半か3番粉でよく言う田舎蕎麦というやつだ。

立ち食いでこれが食べられるとは、らしき物とはいえ昨今の製麺技術の進歩には驚きます。

 

では関心の肉はどうだ。

 

 

薄いものの大きなバラの三枚肉、普通脂身の多いバラ肉は肉そばには使わないものなのだが(カレーそば等には使われていますね)。

甘辛の(この場合の辛いは=しょっぱいの意味)醤油汁でサラリと煮込まれている。

塩味は控えめなのでバラ肉の旨みをしっかりと感じられる、これは旨い。

 

更に揚げ玉だ、そうこちら立ち食いというのに天かすでは無く揚げ玉が入っています。

菜箸で揚げ油へポタポタとたらして作る揚げ玉は結構手間がかかる作業だ、現在これをやっていない蕎麦屋も有るくらいだ。

なので業務食材なのかなとも思われるが、いずれにせよ立ち食いとしては珍しい。

始めはカリカリ、時間が経つと汁を吸ってふわりとなる、これまたいいですねー。

 

 

途中で卓上の一味を、そうこの一味ってのがいい。

純粋に唐辛子の辛さが来る、美味しくてあったまりますよー。

 

お値段は550円ですからこれはかなりお得な内容では無いでしょえか。

大きなバラもそうだが揚げ玉がいいですねー、日本蕎麦は立ち食いであってもこうあって欲しいですね。

 

 

いやぁこういうお店が広範囲にそこここに有る東京という街はたまらんですねー。

ただ次から次へと出て来るお店でも3年もつのは半分以下、ラーメン屋においては2割程度という厳しさも有る。

こちらはまだ新しいようですが調べると、豊しま江戸川橋店というのが正式名称のようです。

という事は支店かチェーン店化しているのかもしれませんね。

もし残っていてくれたら次回は肉玉そばを是非とも食べたいと思います。

おいしかったです、ごちそうさまでしたーーーーーー、、、、。

 

 

 

追記

こちらの近くに有る私が初めて食べた油そばの店東京麺珍亭本舗さんが周囲の建物と共に無くなってました。

暫くこの界隈来ていなかったので唖然とした。

だがRBDで調べると3年ほど前近くへ移転し一昨年新宿区の戸塚町へ移転し営業されています。

良かったですがまた遠くなっちゃいました、でもいつかまた食べたい油そばですよー。