という事で正月早々の連休明けに行ってきた。

月一の兼吉さん詣でです、新年初は少し風が強かったですね。

 

 

年が変っても店内は何時も通り、私には落ち着く空間だ。

大将から今年もよろしくと、こちらこそですね。

 

大将は釣りが好きで休日など時間有ると漁に行きます、20キロ超のヒラマサを上げた写真も有りましたよ。

なので店内にはこんなものが釣り下がってる。

 

 

大きなヒラメのアラを干してる、これで出汁をとって何か作る気なんですねー。

とんでもない出汁が取れそうですから今後に期待しましょう。

 

新年初の兼吉さんですからオーダーは決めてきました。

私が一番好きなメニューの味噌醸(みそかもし)ですよー。

 

 

はい、何時も通りに特製の兼吉仕様です

メニュー名につく兼吉仕様は煮卵(紅玉子というブランド卵)にワンタン2ヶにチャーシューが1枚増して2枚になる。

麺は何時も半分にしてもらっています、蛋白質を増やして炭水化物を減らす訳ですね。

具材が増えてますから麺半分でもそれなりに充実感は有りますよー。

 

 

こちらの味噌ラーメンは信州白味噌他数種の味噌をブレンドした合わせ味噌なのだが、

この醸しとなると使う味噌は白味噌だけになる。

醸しというのは酒粕が入るのですね、それに合わせて敢えて白味噌だけにしているという拘りだ。

この酒粕が味噌と出会い、この店独特のダブルスープ(豚鶏の豚が多めのと粗挽き鰹節の日本蕎麦の出汁との合わせスープです)と相まってとっても美味しい。

啜っているだけでたまらない、とってもおいしー。

 

 

麺は地元の製麺所に委託した特製麺、卵は使わず細目で縮れを持つ白い麺はスープをよーく拾う。

太麺も有るのだが私は何時もこの麺だ、加水も多めでチュルチュルと美味しい。

 

チャーシューも何時も通り。

 

 

都度都度フライパンで焼いてくる、しかも箸では掬えない柔らかさの焼チャーだ。

これが2枚は楽しいですよね。

 

 

ワンタンはしっかり味で餡も多めの物、2ヶですが食べ応え十分。

薄皮はチュルりとして餡は丁子等の本格香辛料でこれまた旨いと。

 

 

メンマも自家製だ、繊維を残して軟らかにという、あのラーメンの鬼佐野氏が定評してた物に近い。

塩抜きして下茹でして味付けして干してまた茹でてという大変な工程を要するメンマは、現在街中華などの昔から続いているお店位しか作っていない。

ラーメン屋は殆どが業務食材を使っているのが現状です、そこをあえて拘っている店主には脱帽だ。

だって普通メンマ食べてこれは自家製か業務食材かなんて判らないでしょ、それでもやるのは凄い拘りだと思う。

 

 

煮玉子は敢えて味付けにしていない、それは紅玉子というブランド玉子を使っているから。

味なんか付けなくっても、いや味付けが邪魔になる程の美味しい玉子です。

これまた現在のラーメン屋は個人店でもメンマや味玉は業務食材を使っている所が殆どだ。

こちらは自家製でトロタマに仕上げています、これも拘りだ。

 

いゃぁ、今年初兼吉さんはもうもう大大満足でしたよー。

しかも過去記事見て頂けると判るのですがこちらどんどんと新メニューを開発してます。

なので組み合わせで数百になる、それらも楽しみですねー。

おいしかったです、ごちそうさまでしたーーーーーー、、、、。