この季節になりましたねー、今年で20年、18回目の登場となる私の中では冬の風物詩にもなってるヤマダイ凄麺シリーズから冬の塩らーめんが登場です。
これその名の通り毎年冬近くになると登場します、そしていつも同じ形態では無く。
基本的な味の傾向は変えないものの、細かくマイチェンしているんですね。
今年の変化は先ず湯切り後熱湯を再投入することによりアツアツでの提供という部分でしょうか。
そうです、セブンアイグループと日清食品共同開発による最高に面倒で最高に美味いラーメンと同じ作り方だ。
アイデアは結構以前からヤマダイには有ったようだが先を越された格好、でも臆することなく出して来たのはそれなりの自信はあるようですね。
内容を見てみましょう。
その内容に関しては昨年との変更はないようです、パッケージの数、色、大きさも同じだ。
なのでかやくはここの所の冬の塩の定番、ヤマダイいうところのデカギリハクサイにニラを加えたものだろう。
早速熱湯4分だ。
そしてカップ焼きそば宜しく湯切りしてから再度定量まで熱湯を入れてスープ溶かせば完成です。
そうこれこれ、昨年同様の冬の塩が今年も目の前に有りますよー。
では、スープから行ってみましょう。
はい、熱々スープです、いやアツアツなんてものじゃ無い、正直火傷に注意レベルだ。
例えば極細麺で熱湯2分のカップも有ります、これも結構熱々ですがそんなものじゃ無い。
そりゃ麺も具材も温まっている所へ熱湯を投入している訳ですからね、しかも入れたてですからね。
なのでほんとに注意してください、そして肝心の味ですが。
これが何時もの何かが突出するわけではなく、しっかりとした豚鶏のベースに根菜が煮溶けたような旨みが重層的に加わる。
浮かぶ油は鶏油が効いてる、濃くが有るが癖のない旨みのスープです。
昔の街場の塩ラーメンといっても今の方達には判らないか、古い街中華では塩ラーメンやっているところは少なかったのですが、出している所はそのタレの作り方が長ネギを塩漬けにして出て来たエキスを基にした物だったんですね。
このスープはそれに近いテイストを持っている、ひょっとしてそうなのかなと思ってしまいます。
麺は凄麺の汎用麺でよく見かけるタイプ、縮れの入った中太麺でモチリとした食感がいい。
多加水でツルツルとしてこのスープとも良く合って美味しいです。
具材も優秀で。
フリーズドライの白菜とニラ、シャキ感まで残した食感と共に旨みも閉じ込めていてておいしー。
更に辛味タレを溶いていくと。
豆板醤主体でちょっぴりピリ辛になる、熱々スープと共に更に体が温まります。
いやぁ今年も美味しい冬の塩でしたねー。
内容的な物はほぼ変わっていないのですが、やっぱり熱々で最後まで食せるのはいいです。
変っていないといってもそれは完成度が高く美味しくて変える必要が無かったという事でしょう。
ただですね、私的には三年前に食べたバージョンが良かったんですね。
これがその時のバージョンです。
この年は辛味ダレでは無く特製スパイスを搭載していた。
その特製スパイスは粒唐辛子と黒胡椒をブレンドしたもの、正直こちらの方がスープ本体の味は変えずに唐辛子と黒胡椒の旨み、辛味が足されて良かったと思いましたね。
しかしこれはあくまで私の趣向です、今年はアツアツがキーワード。
凄麺は何を食べても外さない、私がずっと言い続けていたワードです。
でももうこれはいいかなぁ、凄麺は何を食べても美味しい、今後はこちらへ変えていきましょうね。
美味しかったです、ごちそうさまでしたーーーー、、、、。