先日の静岡、浜松出張の帰りにちょっと狙っていた高速SAラーメンを食べて来た。
それはフードコートの中に並んでいた。
といっても有るのはたったの3軒だけ、名古屋のオリエンタルカレーと駿河の何とかという海鮮の店。
東名は第二東名が出来てからさびれていくのかPAのフードコートなど閉鎖している場所もある。
牧之原SAも下りは大型トラックの方達で賑わっているのに登りは閑散とした感じ。
東京からは適度に遠く、名古屋からは近いという立地だからだろう。
これを反対向きに考えると大型トラックに特化した鮎沢PAとの立地関係に相総してるのですね。
麵屋燕さんはこちらの地元、静岡県島田市で大人気のラーメン屋さんです。
この方面だと藤枝の朝ラー文化が有名です、なので島田市でもそのようで。
営業は平日朝6時から午後2時までという(土、日、祝は6時よりスープ無くなり次第)、だがフードコートのこちらなら時間気にせずに食べられます(9時~21時営業)。
券売機でも一押しの燕らーめん塩(860円)をポチリます、空いてるので3分ほどでブザー呼び出しです。
ブラぺは私が配膳時かけちゃったもの、見た目はRDBでも店の物とほとんど同じだ。
では、スープ行ってみましょうねー。
玉に浮かぶ油がいい、鶏のいい香りがしますよー。
一口啜るとー、おーーー、うまーーい。
先ず鶏が来ます、そう浮かんでいるのは鶏油だ。
これが結構効いてて、ベースになるスープも鶏主体でガラだけじゃなく少量ですが丸鳥も使われているでしょうか。
サラリとしていながら旨みがたっぷりのスープですよー。
麺は加水少な目の細麺、こう書くと博多のようなプツリとした物を想像しますが、かん水と玉子によりプツリでは無くスルリになっています。
あっさりスープながら鶏油を絡めてよく考えられていおいしー。
チャーシューも食材加工業者の物であろうが良くあるスーパー総菜的なものでは無く。
これはチャーシュー麺というか全部入りにしても良かったでしょうかね。
というのもフードコートという事で麺量は少な目、なのでか小チャーハンとのセットで1250円と売上アップを狙ってるのが見えるメニューを推している。
とはいえフードコートでこの値段(860円)は立派です、テナント料も結構なのにこの価格設定は納得の範囲(お店は750円)ですね。
柔らかめのメンマもたっぷり入っていたし。
何よりこいつが楽しい。
富士山と駿河湾をモチーフにしたナルトがかわいい。
こういうのって楽しいですよねー。
いゃあ、このSAのフードコートでも本店の味はしっかりと感じられたでしょうか。
勿論何かが足りないとか違いは有ると思います、でも素直にこのラーメンは美味しいと思いました。
ただですね、これはこちらのラーメンだけにいえる事では無いのですが。
こういう浮いてる香味油が肝心のラーメンって、スープ飲んだり麺に纏ったのを食べたりで後半は香味油が少なくなっちゃうんですね。
なのでだんだんと味気なく感じてしまう、そういう経験ないですか。
私は追い香味油ってのを作ればって思うんですよ、スプーン一杯くらいの量でいいからあればなぁっていつも思います。
最後までしっかりと味わえるラーメンならば不要ですが、香味油に頼るラーメンなら必須と思うんですがねぇ。
とはいえ、高速のラーメンもどんどんとパワーアップしていますね。
このように有名店の出店はどれも美味しい物ばかりです。
もう満足の美味しさでした、ごちそうさまでしたーーーー、、、、、。