さて数日前の錦糸町オリナス駐車場での白GTSとの遭遇後行ったのはさん式さんでした。
いゃあ、是非とも情報交換などオーナーさんと話したかったですねー。
で、ここオリナス出口からはさん式さんまではたった50メートル程なのですが。
最後の20メートルにラーメン屋が4軒もならんでいるんですね。
蔵前橋通り沿いマンションの1階に長屋のようにお店が並んでる。
刀削麺屋さん、こちらは他にいろいろな中華料理を展開してる、食べ放題もある。
そして。
豚骨魚介のマタオマ系チェーンだ、こちらもそこそこ入っているのですね。
そして。
東京極東部では唯一の天一、こちらも早いうちから満席になるやはりの人気チェーン。
正直私としては大変ありがたい店です、近場に天一有る環境はいいですよね。
そしてさん式さんだ、ようやっと届きました。
なのでこちら周辺のお勤め人や住人の方々はこれら選び放題です。
更にオリナス内にもリンガーや私の好きなタイラーメンのヌーティンなど、数分で行ける環境なんですね。
勿論3~4分も歩けば牡蠣ラーメンの佐市さんや鯛ラーメンの麺魚さんPARCO店、タンメンシャキシャキさんや京風ラーメン一途(ますたに出身)等々、他にも数多有名ラーメン店がひしめく好き物にはパラダイスな場所。
逆に言えばお店側としてはかなり厳しい環境です。
そんな中敢えて店名にも錦糸町中華そばと冠したという点は、かなりの覚悟を持っての出店と思う。
券売機で烏賊背脂煮干しらーめんをポチって席に着く、烏賊を出汁に使ったラーメンといえば文京区本郷のねむ瑠さんだ、そうここの店主さんはこちら出身なんですね。
この日は午前11時20分と早めの来店なのだがカウンター6席は既に埋まっています。
まだ早いからかお好きな席にどうぞと、4人テーブルに着座しましたが逆に落ち着けない。
私後で複数人が来て待たされる様子を見てしまうのが嫌なんですね、一人でテーブル占拠するのが居心地よくないと。
勿論コロナ後ですから相席はNGなのは解ります、アクリル仕切りでの相席する処もありますがこれは感染的には無しと思う。
喜んでテーブル占拠する方いますよね、この日も後で来た女性がお好きな席といわれて丁度カウンター空いたのにテーブル占拠した。
私が空いたたカウンターへ行くかと店の方に声かけようとしたら後客さんが直ぐに来ちゃった。
そんなこんなで5分待たずに着丼しました。
大きな焼チャーが乗る背脂浮かぶラーメンが登場ですよー。
その内容はかなり上手に設計されています。
焼チャーシューの上には刻み柚子、その下には刻み玉ねぎがいっぱい。
その下に見える青菜は小松菜でその上にはあおさ海苔だ、これが結構乗っていますよー、チャーシューの下には更にメンマも入ってます。
では、スープから行ってみましょう。
ボコボコと背脂が浮いています、でも油はたいして浮いてない、旨味だけを残した十分炊きだされた背脂という事ですねー。
一口啜るとー、、、。
ベースは豚鶏の豚の利いた醤油スープで、来ますよ烏賊が、煮干しの烏賊です。
それは皆さん知っている10センチくらいの珍味の干した烏賊、そうあの風味です。
ワタが入ったあの烏賊珍味、これが濃厚鰯の煮干しの上に重なってる。
その鰯の煮干しはエグみ臭みの無い丁寧な下処理された煮干しで、前述烏賊と共に旨みが充満しています。
そこへ火入れした濃い口醤油の香ばしさと旨味だけ残した背脂ですからもう美味しいのなんのって。
しかも烏賊も煮干しも修行先のねむ瑠さんの4倍使っているという(前々回お話出来た時に伺いました)、旨い訳です。
多く入る青さ海苔は癖の無い物でそれ程磯の香りは主張しない。
でもスープを吸わせて麺を絡めればー。
これまた烏賊、煮干し、海苔が合わさって美味しく楽しいと。
後半は柚子をちょっとづつ加えていくと一気にフィニッシュしちゃいます、ほんとに設計が良く出来ているラーメンだと思いますね。
麺量は多分160g~170gくらいですが、小食の私がするりと食べられましたから美味しかったのは確かですねー。
夜は限定でこのようなラーメンが。
食べる方が居てその方に対応したラーメンなのでしょうかね、〆のラーメンにしては大分多いし。
ご飯と共にで税込み1080円なら税抜きだと丁度1000円のメニューです。
限定5食はいつ無くなるのでしょうかね。
兎に角最近出来たお店(昨年6月開店)では私的に断トツの美味しさです。
コロナ過の中での開業にはご苦労も有ったはず。
それを乗り越えてのこの人気です、やはり実力は嘘をつかないと。
美味しかったです、ごちそうさまでしたーーーー、、、、。