花月嵐の限定は名店監修物などかなりのレベルで再現したり、このようなオリジナルのラーメンを出してきたりで目が離せない。
実は魯迦監修スパイシーカレーラーメンを食べ損ねてしまって、遅れて登場したこちらもそろそろ終わりころに。
なので行ってみたわけだ。
花月嵐にはレギュラーメニューで黄金の味噌ラーメンXXというのが有る。
末尾のXXは幾度か改良されて来た証で当初の物よりも濃厚で美味しくなっています。
今回はそこへマー油を浮かべたBLACKとして登場した。
味玉はアプリ(花月嵐マスター)の特典で追加しています。
黄金の味噌ラーメンにマー油がたっぷりと浮いていますよー。
香りは味噌ラーの物でマー油由来のニンニクはほぼ香らない。
では、スープ行ってみましょう。
御覧のように一さじ掬えば否応なしにマー油が入る。
では一口、うん、濃厚な味噌が広がる。
味自体は違いますが傾向としてはすみれさんみたいに味噌を野菜と炒め付けている感じがするんですね。
肝心のマー油は香り同様ニンニク感は意外と少ない、焦がし香味油の香ばしさは有るもののあの熊本ラーメンのようなガッツリニンニクではありません。
うーん、これはちょっと肩透かしかなぁ。
麺は加水多めのムチっとした物、最近花月嵐は麺をリニューアルしていて、現在18番という切り刃の太めの麺になってます。
麺の番手というのは、幅3センチの麺体を何本に切るかという事で決まっています。
つまりこの18番は、30㎜÷18分割で=1.666・・・・・、約1.67㎜の麺幅という事になる。
勿論これは製麺時の数値ですから、茹でられればもっと太くなります。
その比率は粉種、加水率、卵の有無、かん水の量などで違いますから目安にはなるという事ですね。
モヤシがたっぷりと乗ってくるので麺との絡みもいいです。
高加水麺のクニュリとした食感とモヤシのシャキッとした食感が交わる、いいですねー。
いけねぇ、これ入れ忘れてた。
以前はその名の通りツボに入って卓上に有ったのですが、注文制になった。
それも3つ以上は有料になってる、卓上の時に全部入れちゃう輩が結構いたんでしょうね。
という訳で期待した濃厚味噌と焦がしニンニクのハーモニーはしっかりと体感できるものでは有りませんでした。
確かに香ばしさは増しているもののそれは元々黄金味噌ラーメンにも備わっていたもの。
BLACKとしてマー油を強調するのならもっとニンニクパンチが効いてても良かったのではないでしょうかね。
ただファミリー層も多いチェーン店なので、マー油という物が判らない方にはこの位の方が良いのかもしれません。
でも次々にマニアックな限定を展開しているのですから、もっと個性的でも良かったのではと思いました。
とはいえ元が秀逸ですので美味しく頂くことが出来ましたよー。
ごちそうさまでしたーーーー、、、、。