セイコーマートはご存じの通り北海道を中心に展開するコンビニだ。
中心にと書いたのは数件で感゛北関東にも点在している。
なのでそうなっているかは私には不明です、どこも都内からは遠く空路を使ったら千歳の店よりも時間的には遠いだろう。
ちょっと前にアンテナショップで結構北海道限定の物は入手できると書いたが、それはあちらでもメジャーな物が殆どで、正直これも始めて見たしこちらでは貴重だ。
これも函館の友人から送っていただいた物です。
パッケージもチープな感じでそれがとってもそそります、
蓋を開けるとあっそうか。
これ作っているのはエースコックなんですね。
ここはこういうふうに縦カップの小袋は蓋に張り付けるのではなくカップの中に入れてくる。
なので取り出して開封してとなると手に粉末スープが付いてきちゃうんですよね。
正直これは面倒です、手を拭くか洗わないとです、まあ指しゃぶって洋服で拭いて済ましちゃう方にはどうでもよい事なのかもしれませんが。
ひょっとしてエースコックの開発の方は指しゃぶり派なのかなぁなんて思っちゃいますね。
で熱湯3分で、小袋のオイル入れて完成です。
カップのふたを開けた時から海老が香ってました、それは出来上がり付属のオイル入れた時はもっと香ってる。
ではスープから行ってみましょう。
はいー、思った通りの期待を裏切らないスープですよー。
もう海老海老しています、それもボタンエビとか甘エビとかシマエビとかの北海道を代表するような海老じゃなくって。
よくスーパーで売ってる乾燥の桜えび(中身はオキアミに色付けしたもの)のようなチープな海老味です。
でもですね、この海老味って私のような庶民には子供のころから慣れ親しんだ味です。
お好み焼き屋焼きそばに良く入ってましたからねー。
そこに追い打ちをかけるのが油揚げ麺による油揚げ臭、味だ。
エースコック(業務提携しているサンヨー食品も)の油揚げ麺には昔のインスタント麺に有るような油揚げ臭が付きもので、それが製品により特にお店再現系のカップではかなりマイナスとなるのだが。
こういったチープでジャンキー的な物にはピタリとハマる事が有るんですねー。
いいですよー、このスープこのパッケージングには有ってて美味いです。
という事でこの油揚げ麺だ。
いわいるかなり昔から変わらぬ製造工程により造り出される麺で、ある意味ノスタルジックですらある。
こう書くと美化されていますが要はこの企画に合う麺だと。
いやはやこれにはやられましたねー、想像通りの内容で、しかも若干凌駕していたと。
現在においては、例えば徳島の金ちゃんヌードルとか、兵庫のイトメンチャンポンとかに通づるような、そんな温故知新なカップ麺でしたよ。
最先端のカップ麺もいいですが、たまにこういうカップに出会うとホッとしてますよねー。
送っていただいた無節操釣り師さんありがとうございました、見聞広がりましたよ。
美味しかったです、ごちそうさまでした。