こちらも夏の福箱に入っていたものです、実は食べるの4年振り位なんですねー。

ヤマダイ凄麺はユーザーの意見を取り入れて細かくリニューアルを続けています、でもこちらは大きなアナウンスは無い。

 

 

勿論アナウンス無しでも細かな所は変えてきますが、それが単にコストダウンのためなんて事が無いのがヤマダイの良心で良い所ですね。

 

 

スープは福岡が本社の一番食品と共同開発とある。

この会社総合食品会社で、主に業務用食材を開発し扱っています。

一番食品株式会社 (ichiban-foods.co.jp)

 

そんな地元企業を巻き込んでの商品開発、こういうフットワークも中規模企業(従業員百数十名)ならではですね。

大手だったら面子あって自社での開発になりかえって高コストになることも。

 

 

凄麺はレトルトでチャーシューやメンマ入れたり茹で野菜を導入したりと凝っているのですが、こちらはオーソドックスにかやく2つに液体スープです。

凄麺シリーズはどれも税抜き255円という縛りがありますから(これ内容からするとかなり安いですね)物によっての原価コストの高低は有りますが。

別パックのかやくのチャーシューが肉厚でとても美味しくバランスはとっていると思いますね。

細麺なので熱湯2分での出来上がりです。

 

 

ふたを開ければー、、くっさー、、。

そう、しっかりとあの豚骨臭がしますよー、これは期待大ですねー。

ではスープから行ってみましょう。

 

 

浮いているのはかやくの葱と胡麻、切り胡麻も入るので香ばしさも加わる。

見ての通りに油分がかなり少ない、九州豚骨というとこってりな豚骨スープを連想しますがこちらはかなりあっさりな豚骨です。

何度も博多で食べている私としてはこれが博多の標準的なラーメンだと思う。

市内や屋台でもこういったスープが殆どで標準的だと思うんですね。

豚骨臭さは有るがサラリとしていてスルスルと食べられるのが博多ラーメンなのだと思います。

勿論獣臭満々なお店も有りますが、それはもう少し南の豚骨発祥とされる久留米のラーメンのイメージなのだと思います。

総じて博多ラーメンはサラリとしつこくなくて、飲んだ〆でも替え玉をしてしまう美味しいラーメンと思いますよー。

 

 

博多ラーメンの麺は市場で育まれた長浜ラーメン系の極細麺だ。

この長浜系は博多系よりも更にあっさりとした豚骨とされています。

博多長浜市場に勤める方達のニーズに合わせて、当時展開していた屋台から茹で時間を短縮できる極細麺と、大盛の対応による時間ロスを無くすために考案された替え玉制度により確立された長浜ラーメン。

その伝統が広がり今や博多のラーメンの主流となってる訳ですね。

そして加水の少ないプツリとした食感がスープに絡んで独特の美味さになってる。

この凄麺の麺も良く研究されていて、ノンフライなのに加水が少なくあの食感も健在。

そしてそれが長続きするのが特徴で、この辺りも流石に凄麺です。

 

 

かなり久しぶりでしたがやはりの美味しさでした、凄麺にはずれ無しですね。

後は奈良天理とか京都に富山ブラックだ、これらも楽しみすねー。

美味しかったです、ごちそうさまでしたー。