我が家は海鮮ものも大好きだ、というか私の母方がその系統(魚河岸の仲買)というのもあり魚は無欠かせない。

なので刺身なり焼き魚や煮魚と色々と食卓には上がるのですが、やはり変化の有るのも食べたいですよね。

 

先ずはトロトロから。

 

 

まぐろの山掛。

この日は良いマグロのブツが手に入ったのでこれにした。

マグロは即ヅケにしておいたものを使います、醤油7に日本酒3にたっぷり針生姜でそのまま煮切らないで10分ほどつけるだけ。

アルコール飛ばさないのですぐに漬かります、飲んべには誠にに効率的な作り方ですよ。

わさび落としてかき混ぜれば―。

 

 

もうね日本酒が進み過ぎちゃう。

このブツはミナミマグロです、オーストラリア方面で採れるマグロですね。

日本では近海のクロマグロ(本マグロ)が一番という事なのですが、インド洋で採れるインドマグロやこのミナミマグロは殆ど同種で。

特に夏場に脂の乗りが落ちる近海物よりも、季節が反対な南半球で採れるこちらの方が今時期は寿司屋や料理屋では積極的に扱われていますからね。

 

赤身とトロが混ざっているのも買ってみた理由です。

赤身は。

 

 

奇麗にヅケになっていますでしょ、アルコールの力と思う。

ただどんな料理本見てもこんないきなりな漬けたかは無いです、私オリジナルなのですがお試しあれですね。

 

 

トロもいい感じでしょ、普通はもっと弾くんですがこれもアルコールのおかげだと思っています。

勿論未成年にはダメですがね。

 

このヅケの注意点は生姜の扱いだけです、針生姜を使う事。

おろしだと灰汁っぽくなるしスライスだと物足りません。

わさびは最後にたっぷりと、お好きなだけ入れて食べるのが〇ですねー。

 

 

さてネバネバの方は。

 

 

ああっ、卵黄が崩れちゃったぁー、、。

山芋、納豆、オクラ、根昆布にマグロブツです、海苔を散らして出来上がり―。

こちらも良ーく混ぜ混ぜします。

 

 

ネバネバでシャクシャクでトロリと、もう食べてて楽しいのなんのって。

当然こちらも日本酒が進みますよー。

 

この鮪はキハダマグロ、クロマグロと比べると随分と落ちるマグロなのですが。

私このキハダだって、マグロ特有の酸味臭みは少なくあっさりとしているのでこういった合わせ料理やまご茶(刺身を使うお茶漬け)には合うんですね(ヅケには漬けたれに負けるので合いませんね)。

 

 

やはり両日とも日本酒をセーブするのが大変でしたぁ、、(笑)。

でもね、やっぱりこういう日も無いとですよねー、大満足で撃沈でしたよー。