昨秋導入したスクリーンは価格からしても㊥製の無ライセンス品であることは確か。

今回はかなり程度の良い物を入手することが出来た、勿論純正品です。

 

 

金属部を一通りピカールで磨いてから組み上げますよー。

 

 

旧製品と比べると。

 

 

純正品は今までの物よりも高さが30ミリ高くなってる、幅は同じながらカバーする面積は増えてます。

厚さも1㎜厚くて4㎜有ります、この4㎜ってのがいかにもヨーロッパ、日本にも規格は有りますがまず目にしない。3㎜か5㎜を使いますからね。

 

 

ただ色は従来の物の方が透明度が高い、純正品は断面見ても分かりますが薄くブルーぽい。

これはどうも㊥製が塩化ビニールで純正がポリカーボネートだから。

勿論強度はハンマーで殴っても割れないポリカーボネートですからね、純正の方が遥かに高い。

 

さっさと交換です、作業は簡単10分と掛かりません。

 

 

Before。

 

 

Afterです。

㊥製が平面的なのに対して純正は全体が立体的Rが付き全面熱加工されている。

取り付けアームも左右で違っていたのが両方ちゃんとそろっていますよー。

やはり純正はグレードが高いです、高級感も有りますねー。

 

 

走ってみた感じは今までとは断風効果はそれほど変わっていないかも。

具体的にはスクリーン高が増したからヘルメットに当たる風が若干上方の額のあたりまでになるかと思ったが角度が寝たのでそれ程でもなくほぼ同じと。

ただ今まで平板だった左右方向も肩部分が若干広がり、曲線化したのでスムースに肩に当たるようになったかな(これはあくまで気持ち程度ですが)。

とはいえ当然全く無風という訳ではなく、巻き込んでくる風や横風などはしっかりと有りますから、風を切って走る感はちゃんと有る、これは2輪の楽しさの大きな要素ですからね。

 

 

曲面の弊害は像の歪み、だが通常はスクリーンの上から見ますから弊害は全くないです。

それよりも透明度の関係か今まで乗っていたスクリーンより存在感が増しましたね。

今までは透明度高いので視界に気になる事は無かったのですが。

でも前述のようにスクリーン越しに前を見ますから問題ないです。

 

 

という事で、再度。

Before

 

 

After

 

 

スクリーンの角度がヘッドライトの傾斜と一致して一体感がある、自然なRも溶け込んでいる。

何より取って付けた感が有った㊥製の物と比べ統一感が有るのは流石に純正だ。

㊥製は予備としてこちらを付けていきましょう。

 

購入時からキャリアやガードなど装備は満載です、距離は出ているものの調子は抜群だ。

何よりこのクラスのスクーターがこんなに楽しいとは思ってもいなかった。

第一スクーターなんて代物はバイクとは違う乗り物だと思っていたから。

それは今でもそうなんですが、風を切って走る楽しさにおいては同じだという事が良く分かりました。

そう思うのもこの動力性能が有るからです、バビューンと伸びる加速は爽快ですらある。

国産と違い足回りも固めだし走る楽しさがたっぷりとある、これはやはりイタリアの血なんでしょうね。

 

これからも良き相棒として、走ってもらいますよー。