近所のもつ焼き屋さんは老夫婦がやっている昔ながらのオーソドックな店と、若い主人の先進的なお店とがある。

どちらが良いという訳では無く各々のスタイルを楽しんでいます。

この日は若いご主人のお店へ行った。

 

ここは数種類の自家製ピクルスが有る、前菜と箸休めにズッキーニのピクルスをつまんで焼き上がりを待つ。

 

 

先ずはシロから、備長で回りはカリっとだ。

 

 

噛みしめるとじゅわっと肉汁がぁ、これはたまりません。

つづいてフワだ、肺です。

 

 

ここはこういったパサつき気味のアブラの無い部位にはサラダ油を塗って焼き上げる。

なので表面がうっすらと揚げられて旨みが閉じ込められてるんですねー、うまーい。

 

 

合わせる酒は隅田川ブルーイング、アサヒビールが作る少量生産のクラフトビールでコクが有りながらすっきりとしている。

本格クラフトビール|TOKYO隅田川ブルーイング|アサヒビール (asahibeer.co.jp)

これ出しているところ区内でも珍しいんですよ。

 

ここへ来たら絶対にこれ食べなきゃね。

レバーだ。

 

 

こちらもオイル塗って焼いています、旨味を閉じ込めながらの中は、。

 

 

超レア、新鮮なので苦みや臭みといった物は無い。

レバー好きにはたまらないです。

 

今日のカシラはニクの部分とアブラの部分とがある。

ニクとはその名の通り頭皮下の肉の部分で、アブラはまさに頭皮なのだ。

カシラニクです。

 

 

しっかりとした噛み応えで肉汁あふれる、うまいっすねー。

 

 

カシラアブラだ、単にアブラで通づる。

その名の通り脂とコラーゲンの塊で、自分のアブラで回りは揚がってますよー。

始めサクッとしてて咀嚼するにつれもっちりとしてくる、ほとんどが脂なのでべ過ぎには注意ですね。

私中3の時にこれを22串食べたことが有ります、店の方に驚かれました(立石の名店宇ち田でですよ)、当然ニキビ面だった訳ですね。

 

そしてチレだ。

 

 

これは脾臓という部位、血液中の赤血球や免疫組織を作るとても重要な部位。

正に命の核心を頂くわけだ、量的にも少ない部位なので無い日も有ります。

臓器の中では心臓を除き一番血液が流れる部位なのだが、新鮮なこちら一切臭みは無い。

 

テッポウです。

 

 

これは直腸です、太い円形なのでこのように細かく切って重ねてある。

ちょっとナンコツのような食感ですが、ナンコツよりも柔らかくて脂も程々に乗っていますよー。

 

 

いゃあ堪能いたしましたぁ。

もつ焼きたまらないですねー。

こちらでもつ焼きという場それは豚の事です、この専門店が多いのも下町ですね。

中には焼鶏も出す店もありますが、やはり豚もつ専門店の方が新鮮な物が多いようです。

焼き鳥はまたその専門店が有り、各々好みに行くのがこちら流ですかね。

今度はいつ何処へ行くかなぁ、ごちそうさまでしたー。