麵屋白髭さんは墨田区の北部、鐘ヶ淵地域に有る。
直ぐ近くには行列店の眠眠さんが有る墨堤通り沿い、鐘ヶ淵アンダーパスに有ります。
こちらは北海道苫小牧で有名なお店です、その東京進出支店なんですね。
始めて行ったのはオープン半年後、安定し始めたころでその時は苫小牧で人気だった塩豚骨を頂き美味しさに感銘した。
その後数回来たもののコロナで遠のいて久しぶりに来ました、狙いの物が有りますよー。
その狙いは辛味噌のパクチートッピング、これお店の推挙する組み合わせなんです、なのでとっても気になっていました。
辛味噌ラーメン2辛パクチートッピングです。
辛さは敢えて10辛の中の2辛としました、お店の基準が判らないので無難な所から。
出てきたものはパクチーの山盛り、事前にネットで確認していたもののこれはパクチー好きには嬉しいですねー。
しかもこのトッピング何と130円なんですねー、いいでしょ。
では先ずスープから行ってみます。
こちらのベーススープは北海道のラーメンの標準というか豚骨です。
塩豚骨食べた時に確認しましたが白濁した豚骨です、でも博多などの頭骨を煮だした九州系の物とは違うゲンコツ主体の白濁豚骨です。
そこへ信州系の白味噌が入るという現在主流になっている札幌信玄(本店は石狩)系の味噌スープです。
そこへ豆板醤系の辛味噌が入りこの2辛ではピリ辛位、普通に丁度良い辛さです。
そしてパクチーですよー、これ好き嫌いがかなりはっきりとする食材ですが、いろいろな味覚が大好きな私はこの量は嬉しーです。
スープ浸してしゃくしゃくと、辛味噌スープとの絡みもいいですねー。
麺はこの店札幌ラーメンの双璧森住製麺より取り寄せているもの、勿論もう一つは西山製麺だ。
ただ森住製麺は埼玉県にも製麺工場を展開しています、なのでれはそちらの物だろう。
森住は早くから麺中の空気を抜く真空製麺法を取り入れているのでこの麺もそうかもしれません。
というのも見た目は加水多めな黄色い札幌麺のスタンダードだが。
食べているととにかくハネる、持ち上げるたびにピンピンと跳ねるのが麺の独特のコシを表し食感もパツリとしていて独特です。
ただこの製法からか小麦感は少し足りないでしょうか、味わいよりものど越し。
というかスープの旨さを邪魔しない麺というか。
チャーシューは大きめの物が1枚、軟らかジューシーでとってもおいしー。
これだけでもパクチーの味でどんどん食べられますが、やはり辛味噌だとこれが欲しくなりますよねー。
おろしニンニクだ。
だがこれ良くある中国製の大きなボトルニンニクでは無く、国産のチューブニンニクのようなきめ細やかな物でききも穏やかだ。
なのでもっととなるのだがそれでもツンと来るニンニクの刺激は少なくて上品、これもお店のポリシーでいいですねー。
更に卓上にはこんな類似な物も。
刻みニンニクの醤油漬けです。
醤油漬けになってはいるもののこちらの方が主張は強いかなあ。
これらを好みに合わせ味変していくのも楽しいですねー。
とっても美味しい辛味噌でした、パクチーは私の趣向ですがお店の推挙でもあります。
その愛称はバッチリ、スープ、麺パクチーとそれぞれを堪能しながら美味しく食べられしたよー。
ただですね、この辛味噌ラーメンが本当に由一無二で美味しいかというと。
単体で味わうとするとそれは、群雄割拠の東京では飛び抜けてはいないでしょうか。
味覚は人それぞれ千差万別です、私はパクチーとのコラボは間違いなく美味しいと思いました。
ごちそうさまでしたー、、、、、。