新小岩駅から少し離れたところ、平和橋通りを北へ向かった所にある。

昔から存在は知っていたのだが入ったこちは無い、私が知る限りは30年は営業している。

そんなに続いているのであれば何か理由が有るはずだ。

 

 

この店構えからずーとラーメンショップ系だと思っていました、ラーショって店名も自由のようなのでね。

だが今回判明したのは似いてるが非なるものでした。

 

店の一売りはネギラーメンです、ねラーショでしょ。

勿論迷うことなくネギラーメンを口頭オーダーです。

営業は70位の男性と娘さんだろうか40過ぎくらいの女性です。

 

ネギラーメンが出てきました、700円は今時安い。

 

 

その構成は正にラーショのネギラーメンだ、だが色味が全く違う。

ネギは白くスープは透明度が有る醤油だ。

 

 

そのスープは豚骨主体のラーショのものとは違い、豚鶏で豚が主体ですが強く炊きだした物じゃない。

街中華のものとも違う、根菜系の香味野菜はあまり感じられずに街中華よりも豚骨が強いのが分かる。

悪いものでは無いです、例えば飲んだ〆なんかには合いそうなスープです。

 

 

麺は中細のちぢれ麺で中加水の物、やはりラーショのものとは違うし街中華の黄色っぽい中華麺とも違う。

これも悪くは無いんですよ、スープとも変な組み合わせではない。

 

ネギは白髪ねぎをごま油と塩と化調とで和えたもの。

なのでクマノテという謎の調味料が入るラーショの物とは全く違います。

もっとライトで単純な味付けだ。

 

 

これは当初はラーショのままだったのだが途中からラーショの緩い規定によりこんな風に変化していたのだろうか、うーん。

と言う事で店主さんに単刀直入に聞いてみた、ここはラーメンショップなんですかと。

答えは違いますとの事で、以前からと聞くと開店当初からこんな感じですとの返答でした。

 

この後お客さんが固まって入って来たのでお話はここまでとしてお店を出ました。

私としては何ともインパクトが足りなくて満足感のあるラーメンではなかったのですが。

この癖のなさが地元に愛されて長く続いている理由でしょうか。

にしても、これ見たらやっぱりラーショだと思うのですがね。

 

 

当初人気になり始めたラーショを模倣して、独自に作り出したのかも知れませんね。

もう行く機会はないと思うのでこれ以上の詮索はしません。

トンカツも有ったりで定食もある、これからも地元に愛されるお店でいて頂きたいです、ごちそうさまでしたー、、、。