はい兼吉さんです、こちらも私の大好きな店なのですっかりお馴染みですよね。
何だまた兼吉かよーって言わないで―、ここのメニューは組み合わせで数百になるんですよー。
それら定番だけでなく次々と新メニューが出てきます。
こんなのや。
こんなのって、なんで、ラーメン屋だろうに。
もう何でもありだよ、これらが年に何種類も出てくる。
なので店主でも忘れ去られたメニューも多々あり、たまーに常連さんにあれ作れる―なんて言われて焦ることも多々あるとか。
そんな中この日は暑かったのでこちらが目に留まった。
雲白肉(ウンパイロー)は中華料理の前菜に位置する冷製料理だ。
茹でて冷やした豚バラ肉を野菜などと独特のタレで味わう、成程冷麺にはすぐにアレンジ出来ますねー。
大将と近辺の新店事情など話していると出来上がりました。
おおっ、見た目は雲白肉そのものですねー、肉もここのチャーシューでは無く、これ専用に低温調理したものが乗っていますよー。
この低温調理肉、薄切りですがこれが10枚も入ってる。
これがラーメン屋ですから味付けされたチャーシューなんですよー、凝ってますねー。
そう、凝っちゃうんですよこの大将、料理好きで次々とアイデアが湧くと実行してしまう。
見た目はなぎら健壱なんですがこの探求心が私を引き寄せるんですねー。
掛かるタレはかなり甘めです、そして八角と桂皮が効いてて本格中華な味付けになっています。
甘みの素は三温糖で、これを煮詰めてとろみを出しているという、なので焦がさないように鍋に付ききっきりになってしまうそうだ。
オイスターソースも控えめながら効いていて美味しいタレなのだが、やはり甘みが気になるかなぁ。
麺は多加水の細縮れ麺を合わせて来た、タレを良く絡めます。
刻みキュウリにネギにレタスと、野菜と一緒に食べればシャキシャキとしてまいうーだ。
ただね、やはり甘いのが気になる、これは大将も気になっているようで―。
それを伝えるとこれを混ぜてみてと。
こちらで通年出している冷やしラーメン、たぬき用のつゆです。
私が酸味が欲しいと言ったら出して来た、酢が入っているのですが同時にコクもあるよと。
これは大正解で甘いのですが美味しく食べられる、なのでサラッと完食してしまいましたよー。
お店でもこれからはこの仕様での提供となります。
いやぁ、おいしかったし何より楽しいですねこのお店。
そう、私はちょくちょくこの楽しいというワードがラーメン語るときに出てきます。
この辺りが私がラーメンを愛する根本になっているのでしょうね。
今回も美味しく楽しく頂きましたぁ、ごちそうさまでしたー。