以前の物に比べ黒を主体とした重厚なパッケージデザインで見た瞬間手が伸びた。

左上には湯浅醤油の文字が、紀州湯浅産の醤油を今回から使っているという。

 

 

今回かなりリニューアルしているようですので以前の記事と比べてみてください。

和歌山中華そば、。今度の凄麺は醤油発祥地の濃口醤油豚骨ラーメン、、。 | redtylerのブログ (ameblo.jp)

 

では内容を見てみましょう。

 

 

液体スープにかやくが2種類だ。

以前のバージョンはスープが粉末と液体の2種類だったのだが今回は液体のみに絞った。

スープに関しては単なる小変更では無く全面的にリニューアルしている。

では熱湯4分です。

 

 

出来上がりも一目瞭然、以前のバージョンよりも茶濁して透明度が少なくなっています。

紅白が反転したナルトは井出商店ですねー、やはり車庫前系では無くこちらをリスペクトしていますね。

ではスープ行ってみましょう。

 

 

濃厚な醤油豚骨だ、ラードも適度に浮いていて更に豚骨を加速させる。

見た通り醤油は家系よりも濃く主張する、だが昨今の趣向からは豚骨が濃厚という程では無いか。

この辺りの感じが井出系なんだろう。

 

 

麺は以前と変わっていなさそう、ノンフライの細麺で中加水だが表面はツルツルだ。

醤油豚骨をタップリ纏ってまいうーです。

 

 

今回スープを主としたリニューアルによってより濃さを増し、紀州湯浅醤油の採用で更に和歌山ラーメンの井出系に迫った。

これもパッケージに有るように和歌山県の協力により成し得ているという。

こういう地元の行政や団体としっかりと協調して製品を作っていくのがヤマダイなんですね。

 

更なるレベルアップで確実に旨くなってる。

個人的にはもう少し豚骨濃度が有ってもいいかなとは感じましたが、美味しいカップラーメンでした。

やはり凄麺にはずれ無しですね、ごちそうさまでしたーーーーーーー。

 

 

追記

思えば久留米発祥とされる九州豚骨も、ホープ軒本舗発祥の東京豚骨も、この井出系和歌山ラーメンも元はといえば調理ミスで豚骨を煮すぎてしまい、それが仕方なく食べてみると美味しくて定着し今に続くと。

これらが戦後の復興~高度成長期に時間差は有るものの各地に発生的に登場して来たのはとても興味深い事ですね。

やっぱりラーメンって楽しくて美味しいものですねー。