いそのかづおさんはすすきの西部にある超人気店です。

雑居ビルの奥にあるので分かりにくいですが中に入れば長蛇の列を確認できます。

そのくらいの人気店で、売りはもちろん札幌ブラックです。

今回セブンイレブンの北海道グルメ旅フェアにてチルドで再現された。

 

 

ブラックといえばその発祥は富山、そう富山ブラックだ。

このスタイル後に次々とインスパイヤが登場し、大阪ブラックや郡山ブラックなどを確認しています。

 

 

いそのかづおさんは創業12年とブラックを早くから取り入れたお店ですね。

内容を見てみましょう。

 

 

八乃木さんでも書いたがセブンチルドの麺の特徴はスープ、麺具の別体パックだ。

容器を振ってみると分かるがスープは液体です、この液体が漏れないようにパッケージになっている。

他社が運搬のためにスープ漏れないようにゼラチンで固め、温度が上がると解けてスープになるようにしているのと違い麺とスープを別に温める。

なので溶けたスープに浸ったまま温められ続ける他社製チルドは麺が伸びてしまわないよう蒟蒻を固めたような麺でこれがかなりネックになっている。

セブンの発明はこれを避ける事が出来るために麺はかなりましになってる。

 

 

加熱後の出来上がりです、正直あまりおいしそうではない。

これはですね、加熱時にひと手間掛ければ解決するのだが今回忘れてしまいました。

チャーシューと具材は正規の加熱時間だと長すぎるんですね、なのでクタクタだ。

何時もは麺と具、特にチャーシューは別にして温め始めて、残り1分の時にそれらを戻すとおいしそうにできます。

まあ、今回はセブン推挙の調理時間、方法で加熱した例として見てくださいね。

 

ではスープからいただいてみましょう。

 

 

その名の通り真っ黒なスープだ、浮かぶ油もたっぷりだし背油も入っいてますよー。

では、一啜り。

美味いです、豚の旨みがたっぷりだ。

ベースは豚でガラスープも使われている物の中心に来るのはしっかり豚です。

浮かぶ油もラードなので余計感じる、更に背油ですからねー。

醤油のカエシはちょっと甘めにしてある、塩分濃度は他のブラックラーメン同様見た目よりも強くは無く、一般的な富山ブラックよりも塩は立っていないですかね。

 

 

麺は札幌ラーメンの定番黄色い縮れ太麺、ただお店のものよりも縮れが強いか。

前述チルドの麺としては優秀なのだが、生めんとは比べようもなくフリーズドライのカップ麺の方がよりリアルと思うのですが。

それでも他社チルドよりは美味しく、ブラックスープを良く絡めてきますよー。

 

 

バラロールのチャーシューは味付けも具合よくジューシーで美味しい。

 

 

キクラゲ、モヤシ、ネギとほぼお店と同じ内容だ。

特にキクラゲは流石にチルド、しゃきっとしてて良いポイントです。

ただあとメンマと半玉が入ればパーフェクトなんですが、これはコストとの兼ね合いで致し方なしでしょうか。

 

 

前回の八乃木さん同様、再現度の高い美味しいカップでした。

豚を中心に据えガラや香味野菜、乾物などで採られた複雑なちょっと甘めのスープの組み立ては素晴らしかったです。

セブンの開発力は何時も素晴らしいですねー。

おいしかったです、ごちそうさまでしたーーーー、、、。