2023年型のGTSが発表された。

現在GTSシリーズはヨーロッパの排ガス規制をクリアするために300(実際は275cc)になっていて、日本では車検が必要な自動2輪になっています。

EC圏での排ガス規制は私の2015年型ではユーロ3という規制になっていますが。

その後2016年にユーロ4規制、2020年にはユーロ5と加速度的に厳しくなっています。

その規制に対応するのにはそのままの排気量では出力がダウンするので排気量をアップしているのですね。

因みにEC圏でも日本の軽二輪(126~250cc)のような区分が有り、その境目が275㏄だったと思います。

 

では最新型の画像を見てみましょう。

 

 

はい、ほとんど変わっていないです。

ベスパは伝統的にモノコック構造というボディ外板がフレームとなる構造なので、同じフレームに外側の樹脂部分でデザインを変えるという事は出来ない。

なのでいつも変わるのはボディ前部の通称ネクタイといわれる部分だけだ。

私のはこれがレトロな円形のスモールランプなのだが、新型はストレートなエッジの効いたもので新鮮感を演出しています。

 

 

こちらの方がスモールランプも敢えて電球としてレトロ感を演出しているのがいいかな。

 

 

300になってこの型で2代目です、前記ユーロ4になった時とこの5になった時だ。

ユーロ4になった時に結構な違いが生じています、それは右側のマフラー上のカバー。

ここにスリットが入るようになった。

 

 

GTS250はすっきりとしてスリットは無い。

これは300になって増大した排気熱によるものだろう。

250でもこの部分の熱量は感じる、特にシート下のラゲッジスペースは結構な温度になります。

今時期弁当など買って帰るときなどは冷めなくて重宝するくらいなのですが、夏場は入れるものを選ぶくらいになりますからね。

 

300になってカタログ上の出力も若干上がっている、250は21馬力だが300は24馬力になっています、トルクはほぼ同じですがこの違いはどうなのでしょうね。

ただ車重が排気量アップの影響か150キロから160キロにアップしています。

多分遇差で体感は分からない位か、その為に排気量アップしている訳ですからね。

 

このサンプル車両にはリヤケースが付いています、正直便利だとは思いますが。

私は嫌いですね、だってカッコよくないですもの。

何で何も積んでないのにこんなものくっけて走っているのかと。

ビジネスや単なる移動手段のバイクなら理解できますが、このくらいの車両なら好きで乗っているのだと思う。

せっかく趣味で乗っているのならスマートに走らせたいですよね(ツーリングは別ですよ)。

 

さて、購入時にはでっかいスクリーンが付いていたんですねー。

 

 

 

画像ではわからないですが頭の部分までカバーします。

購入後これもカッコ悪いのですぐに外したのですが、最近こいつの効果がどのようなものかを確認したくなった。

ただ横風の時などは怖い思いをしそうですね。

なので常に付けて走る事は絶対無いですが、有るのだから一度は体験してみたいという事です。

寒い今時期にやってみようかなとは思っていますね。