日清ラ王シリーズも早30周年だ。

これは先行発売されている袋めんの事だと思うが、カップの方でもそれを祝うように限定を出してきている。

 

 

その内容は高級食材の黒トリュフ、なんともストレートな選定だが。

過去トリュフを扱ったカップ麺でこれはと思った物はない、どれも人工フレーバーがきついものばかりな印象です。

しかもこのカップ価格500円と思い切った価格設定。

果たしてどこまで黒トリュフをフィーチャーしているのでしょうかねー。

内容は。

 

 

液体スープ、トリュフオイル、トリュフペーストの3パックだ。

そう、かやくは入っていない、麺とスープだけで勝負してきましたよー。

熱湯5分で完成です。

 

 

もうね、トリュフオイルを入れた時点で凄い香ってますよー。

それがね、驚いた。

今までの製品と違って本物的、というかこれ見よがしに主張してこない。

 

先ずはペーストを溶かさずにスープいってみる。

 

 

表面を覆う多めのトリュフオイルはベースが鶏油のようだ、それがトリュフフレーバーによってまあるい旨みが舌に残る。とにかく鼻に抜ける香りが凄い。

トリュフペーストを混ぜると更に加速していく、他の茸類とは違ったグアニルサンの旨みを再現していて、これは今までの製品とは違う次元のスープです。

ベースの醤油スープにも茸(これはマッシュルームか)感がしっかりありよく作り込まれているのでトリュフの浮いた感もない。

一口でいえば高級感がある、普段から大したものを食べてはいない私がこういうのもなんだが素材とフレーバーとを上手に扱っているからだと思う。

 

 

ノンフライの麺は敢えて中加水の細麺を合わせてきた。

トリュフオイルを良く絡めるのと小麦感を残すためだと思う。

ちょっと私が苦手な歯にくっつく感は有るのだが十分美味い。

これも納得の組み合わせです。

 

 

いゃあこれはなかなかのカップ麺でしたよー、500円は伊達では無いですね。

ただですね、美味しいか不味いかは食べ手次第なところもある。

このトリュフに由来する茸感が好きか嫌いかだと思う、前者ならば一度食してもよいかと思いました。

私的には本物とはまた違った派手目のトリュフ感で楽しく頂くことが出来ましたよ、ごちそうさまでしたーーーー、、。