サンポー食品は佐賀県に有るメーカーで主に豚骨中心のカップ麺を生産している。

私の大好きなメーカーで勝手に豚骨の魔術師なんて呼んでいます。

世の中には他にも多数のサンポーの豚骨ファンがいらっしゃって、このカップ麺ブロガーtaka:aさんもその一人でこの度監修という形で本人理想のサンポーの豚骨ラーメンカップを作られたという。

2週間位前の発売ですが仕事の忙しさなど有り先送りになっていたのだがこの度やっと食べてみた。

 

 

taka:a氏については当然かなり以前から承知しております、新製品の情報などは参考にさせていただいております。

ただレビューに関しては同意見の時もあれば違う見解の時もありあまり見てはいないんですね。

 

 

でも同じラーメン、カップ麺好きとして、何よりサンポー食品のファンとしてこの製品には注目してしまいます。

てか、正直羨ましいですね、自分が監修した製品が発売されるなんて夢のようですからね。

内容を見てみましょう。

 

 

4袋とやはり気合が入っていますねー。

サイズはバケツタイプの大盛仕様です、taka:a氏は今までのサイズでは物足りなかったのでしょうかね。

海苔に有明湾産の物を使用していて拘りもあるようです。

 

 

サンポーの粉末豚骨スープは他社に比べると量が多いんです、こちらもそうです。

 

 

どっさりと山になるくらい入っています。

これがあの濃厚で骨まで煮溶かした九州豚骨を良く再現する元なんですねー。

サンポーは基本油揚げ麺です、だが揚げ油にラードを配合するなどの工夫で濃厚豚骨スープとの相性はいい。

実はサンポーさんもノンフライ麺を出していたことがあり、昨年発売された久留米の名店丸星さん監修の物はノンフライ麺でした。

だがその後ノンフライ麺を搭載したカップは出ておらず、やはりサンポーは独自の油揚げ麺が本道なのかなと思っている次第です。

taka:a氏もそう思ってこの麺を採用したのだと思う。

 

熱湯3分で出来上がりです。

 

 

この時点であの九州豚骨独特のムワッとする豚骨臭が感じられる、ただ強いものでは無く思ったよりも穏やかだ。

もっと強烈な物を監修してくるかと思ったのですがこれは意外でした。

 

では、スープから行って見ましょう。

 

 

調味油が玉に浮かぶ豚粉スープを一啜りするとー。

うん、サンポーの何時もの豚骨、多少は調整されていると思うが基本は変わっていない感じだ。

サンポーのファンなtaka:a氏もこれはそれ程変えたくなかったのではと推測、同じくファンな私ももし監修依頼が有れば基本は変えないと思う。

だが調味油、これが加わると違いがはっきりとしてきます。

 

 

調味油は丼ヘリに層をなす位入っています、麺がこれを纏って来る。

ベースはラードなのですが、この調味油には野菜を煮溶かしたような風味を感じるんですね。

長ねぎや玉ねぎを筆頭としたスープに溶けた野菜の旨みが入っている、確かにこの感じは九州豚骨としては初めての組み合わせだろう。

香りに拘ったというのはこの部分なのではないだろうか、なかなか意欲的な組み合わせだと思う。

 

 

麺は前述通りいつもの油揚げ麺だ、これこそがサンポーのカップ麺だと思う。

なのでtaka:a氏も大きくは変えなかったか、サンポーはもっと細い戻し時間90秒の細麺も持っていてこれも好きなんですがね。

ともあれ私はどちらも大好きな麺なので全く問題は無しですねー。

 

 

という事で九州豚骨に香味油での変化と、なかなか良い所を突いた仕上がりになっているのを確認しました。

塩分濃度も高くなく、ずずっと飲めるおいしいスープです。

流石に高名なラーメンブロガーさんの監修ですね、とってもおいしかったですよー。

ただですね、このカップサイズがですね、エースコックのスーパーカップ張りの大盛なんですよねー。

これ食べてみて正直サンポーの豚骨系カップはいつも食べている標準サイズが私には最適と正直思いました。

まあこれは私が年寄りだからなのですがね、普通方なら満足得られる量だと思いますよー。

流石に有名カップ麺ブロガーさんの監修でした。

おいしかったです、ごちそうさまでしたーーーー、、。