これも1年以上でしょうか、久しぶりの来訪です。
らぁ麺MORIZUMIです。
場所は東名高速上り足柄SAの中にある。
プロデュースした森住氏は蔦さんに続き(店主さんの急逝には驚きましたね)ちゃぶやというラーメン店でミシュランの星を取った有名な方。
ちゃぶやの成功からちゃぶとんというチェーンを商社として展開し、東南アジアに進出するなど繁盛していたのですが。
ちゃぶとんの権利を売り払てからは、表舞台には出ていなかったのですが。
出張の帰り立ち寄ったSAで偶然にこういう形で出会った時にはびっくりしましたねー。
メニューは醤油と塩、それぞれにトッピングだ。
始めはノーマルの醤油、次に塩にネギトッピングでしたが。
この白髪ネギが想像以上に主張して塩味を堪能できなかったので今回はチャーシューのトッピングにしました。
塩チャーシュー麺です。
琥珀色した塩スープがそそりますねー、そして煮干しが香ってきます。
そう、こちらは豚鶏に煮干しのベーススープなんですねー。
では、スープを一啜りです。
うっほー、、たまんねー、。
丁寧に採られた豚鶏の鶏の主張が多めのスープに、丁寧に頭やワタを取り外す仕事した煮干しの旨みが(えぐみ苦みが全く無いのでそう表現しましたが、液体の業務出汁を使っているかも)タップリのスープです。
ネギや生姜といった香味野菜も使われているがそれらは余分な物を取り去りひたすら旨みを昇華する役割か。
そこに浮かぶのは鶏油だ、これがまたスープに更に重圧さを加えておいしー、。
勿論化調は使われています、でも上手に使われているので全く問題はない。
というか化学調味料はWHOもお墨付きを付けた乳幼児に食べさせても全く問題のない食材だ。
東池袋大勝軒の山岸氏をしてもこれが無いと味が決まらないと言わしめる程。
なので頼り過ぎない使い方ならもっと評価されても良いと思うんですがね。
これはもう高速のSAレベルじゃないですよ、都内ならば森住氏の名声と共に並びが出来るグレードだと思う。
麺も高品位な小麦を使っているのだろう、グルテンも多めで表面がツルツルとしています。
細めのほぼストレート麺はツルツルと啜り心地も良くて小麦感も感じる、これ美味しい麺です。
旨みがタップリのスープとうまくマッチングしていますよー。
チャーシューは富士山麓豚というブランド豚を使っています。
製造はおそらく地元の食品加工業者だろう。
味付けがパックされた冷蔵食材チックですが箸ですくえないほどほろほろで、薄いもののこのボリュームです。
これで税込み1030円はテナント料を考えるとずいぶんと頑張った価格設定じゃないでしょうかね。
高速の帰り、この辺りでの食事ならばお勧めできます、ラーメン好きならば絶対に食べるべきです。
スープの一口目で思わずうんと唸るはずです。
おいしかったです、ごちそうさまでしたーーーー、、、。