9月末に発売されたニュータッチ凄麺の鴨だしそばの逸品。

何故か私の生活圏ではなかなか見つけられなかったのだがやっと入手しました。

 

 

同じく先月発売された肉汁うどんの逸品は発売早々入手できたのだが。

ニュータッチ凄麺、肉汁うどんの逸品。これ本気のうどんだった件。 | redtylerのブログ (ameblo.jp)

 

このうどんはまるで美味しい乾麺を茹でたみたいな小麦感満載の美味しい麺で驚いたほどの出来栄えでした。

今回の鴨だしそばの逸品も日本蕎麦としてはかなり貴重なノンフライ麺での登場です。

実はヤマダイには以前から手織り庵というシリーズから鴨汁蕎麦は出ていたんですね。

今回は凄麺シリーズに昇格しての登場ですよー。

内容を見てみると。

 

 

かやくに後入れスープに調味油が付いています。

これは肉汁うどんと同じ内容で、注目は蕎麦にしては珍しい調味油の存在。

前出がラード主体の物だったので、今回は鴨の脂を使用しているのか、興味津々だ。

 

 

麺は見たところしっかりと蕎麦だ、乾麺なら沸騰した鍋でも5~7分程煮時間がかかるものを熱湯注いだだけで5分で出来上がるという。

その出来上がりは。

 

 

おおっ、具材も多くてこれは楽しそうですよー。

ざく切りネギにカマボコに鶏つくねが入ってます。

では早速汁から行ってみましょう。

 

 

汁は肉しるうどんの逸品同様関東からするとライト目な出汁つゆです、やはりうどん同様全国展開を意識しての味付けか(ヤマダイさんは従業員108名の企業ですので大手のように販売地域で味付けを変える事は出来ないようですからね)。

ただ前出の肉うどんよりも甘味は抑えめで、より醤油が立つチューニングになっています。

 

浮かぶ油はこれどう考えても鴨油ですよね。

だが感じられるのは鴨というより鶏です、あの鴨独特の風味はほぼ無いかなぁ。

良く味わうと汁には鴨らしさも感じられるのだが、この油にはもっと鴨らしさを出さないと表題見て買った鴨好きの方は肩透かしになると思う。

でも鶏そばの逸品と思えばこれとっても美味しい蕎麦ですー。

 

 

麺は蕎麦の実の皮まで少し挽いた二番粉といった感じ(石臼で始めに挽いて出てきたものが一番粉で通称更科粉、蕎麦の実の中心部で白っぽい色をしている、これで打ったのが更科蕎麦だ。それを戻してもう一回挽いたものが二番粉で実の外側も挽かれて灰色の粉になり、さらに戻して挽くと三番粉と皮も挽かれて黒っぽくなる、通称田舎蕎麦だ。これの中間の二番粉は適度に皮が混入する状態の粉を表します)。

 

蕎麦の風味は流石にお店の物と比べると少ないですが、ノンフライ麺で仄かにするのは流石です。

この蕎麦には記憶があります、多分これを改良したものだと思う。

名代富士そばのカップ麺、これはやられたぁ、、。 | redtylerのブログ (ameblo.jp)

 

多少の違いは認められますがほぼこの麺元とした物を搭載してきていると思う。

流石に乾麺も販売しているヤマダイの物だと思いますよー。

 

具材では特に鶏つくね、これが美味かったんですねー。

 

 

出汁の味が染みてて鶏つくねのライブ感もある。

カマボコも味には何の間適もしませんが楽しいです。

 

だが名代富士そばを食べたときの感動は無いかなぁ、あの紅生姜天はインパクトありましたからねー。

 

これが2年前に突如出た名代富士そば生姜天そばの画像です。

 

 

東京の生姜天は刻み紅生姜のかき揚げなんですね。

関西の薄くスライスされたものとは違います。

 

なのでこの鴨そばの逸品を食べていて、名代富士そばの生姜天そばを食べたくなっちゃいましたよー。

富士そばとのギャランティは有ると思いますが、そろそろ再販しても良いんじゃないかと思っています。

 

 

話を鴨だしそばの逸品に戻して。

あくまで私感ですが、これをして鴨だしそばとするのはどうかと、もっと鴨の野趣あふれる風味が欲しかったというのが感想ですね。

ですが日本蕎麦のカップ麺としてはかなり秀逸で、そのノンフライ麺や液体つゆで油揚げ麺、粉末つゆのどん兵衛や緑のたぬき等とは一線を画す出来になっています。

それらとの価格差は50~60円ほどと小さい。

 

ヤマダイ凄麺にはずれ無しです。

美味しかったです、ごちそうさまでしたーーーー、、、。