さて、上総ビンテージカー倶楽部ミーティングに行く手柄。

久しぶりに行ってきましたよー、暫く食べないとどうしても食べたくなってしまうという魅力的な房総ラーメンのお店だー。

 

 

お店開店早々なのですが、すでに一台の路駐とバイク軍団とです。

でも店内は結構キャパ有りますからこれならばゆっくりと食べられるかな。

 

席に着くがカウンターは通常5人、それを仕切りを入れて2人だけと。

入店時にアルコール消毒の催促や店内マスクの着用要請の張り紙など、下手に慣れてきた都心よりもコロナ対策は万全です。

 

そのカウンターに着きラーメンを注文です。

この竹岡式に範をとる、というか昔からのこの方面のラーメンはですね。

チャーシューの煮汁一鍋ごとに茹でた麺とゆで汁で割ったものがラーメンなんですね。

だが竹岡式と違うのは麺が乾麺ではない、普通の中華麺を使うので、私は房総ラーメンとして竹岡式とは区別しています。

なのでロットは火口(コンロ)が5ヶなので5個づつです。

出てきましたよー。

 

 

でっかいバラチャーがドンと乗る、沢山浮いたタマネギがいいですよー。

これがチャーシューの煮汁を茹で湯で割っただけなんて思いますかぁー。

ではその注目のスープから行ってみましょう。

 

 

油はチャーシュー由来のラードですがかなり少ない、これは始めにすくっているので多めなんですが。

通常啜るには殆ど油感は無いですねー。

なのであっさりな醤油感が強いスープだ、これが止まらないんですねー。

醤油が木更津の銘醸、宮醤油を使っているかは確認していませんが。この周辺のラーメンはほぼこちらを使っていると思う。

味の方向性が皆似ているんですね。

 

とにかく想像以上に簡素な、悪く言うと単純なスープなんですねー。

だがその単純さゆえの中毒性がある、事実私もこうして欲してきている訳で。

これはこの房総中部に昔から有る郷土の味で、それが外部からの初めて食べた人間も虜にしてしまうというかなりコアなラーメンだと思う。

 

 

麺は前述中華麺です、縮れが多いタイプでほぼこの房総ラーメンではスタンダードです。

醤油の主張が強いスープを纏ってきますので箸止まりません。

 

乗せ物はやはりチャーシューでしょうねー。

 

 

暑さ5ミリ以上ある大きなバラチャーはこのラーメンでも食べ応えは十分です。

チャーシュー麺はこれが3つも入るので、若い方は殆どがチャーシュー麺を注文しています。

チャーシューの煮汁をスープのタレに使うところは多いですが、肉をケチるところは煮汁を出すためにチャーシューがパサになる所が多々ある。

竹岡式の梅野屋さんもそうですが、チャーシューを惜しみなく作る事でジューシーなままのチャーシューが出来上がるんですねー。

 

 

この日も凄い量のバラチャーが、これで一日に使うの1/4の量なんだって。

流石に繁盛店ですねー、しかもここは知る人ぞ知るなのでほぼ地元の方達が主なんですよね。

 

 

もし気になる方がいれば、千葉なのに東京ドイツ村の入り口ありますので。

近くにお寄りならば食べてみてもよいかと思いますよー。

おいしかったです、ごちそうさまでしたーーーーー、、、、。