初老のご夫婦での営業、こちらも大好きなお店で通う。
奥州白川ラーメン〇政さんだ。
ここは少し前に紹介した兼吉さんとは真逆でメニューはシンプル。
醤油と味噌と塩につけ麺と担々麺、これに味玉やワンタンや辛葱、チャーシューなどがトッピングとしてある。
サイドメニューにカレーライスが有って、これが昔ながらのおふくろカレーで隠れた人気があるんですね。
で、この日食べたのは久しぶりの担々麺、店主創意のものなので一般的なのではない。
ラーメン屋や中華屋に唐突に担々麺がある場合それは殆ど濃縮の業務スープだ。
フードコート等でもお馴染みで最近の物は美味しくてレベルが高いのもわかる。
だが個人店ではちゃんと作った方の創意工夫が見えるのが食べたいですよね。
この担々麺はそんな一杯で見ても食べても楽しい。
スープは胡麻感が強い、胡麻ペーストをお店の基本のスープで割ったもの。
少し酢も加えられていてほんのりと酸味があります。
辣油も辛さの強いものでは無く、その色とは違いピリ辛くらいだ。
当然というか花淑の香りも痺れもない。
全く刺激的なものが無い。
こう書くとなんともつまらない担々麺のようだがこれが旨いんですねー。
正に老若男女、誰もがおいしく食べられるんですよ。
胡麻感がいっぱいなので満足感もあります。
麺は言うまでもない大将入魂の手打ちちぢれ麺だ。
チュルチュルで強い縮れが胡麻スープを纏う、、なので美味しさアップだ。
額に汗して痺れながら食べる担々麺もいいけど、こういうホッとする担々麺もいいもんです。
実は、久しぶりだったってのもありますが完飲しちゃいました。
胡麻をたくさん接種したと言う事で帳尻合うかなぁなんて、、そんな訳無いですがね。
とっても美味しかったです、ごちそうさまでしたーー---、、、、、。
追記
ここに書くのはと躊躇いましたがどうしても。
朝アントニオ猪木氏の訃報が、24時間テレビで車椅子ながら元気ですかー、、と。
我々視聴者にに気合を入れていただいてた氏がご逝去されたと。
プロレスファン、それも氏が興した新日本プロレス旗揚げから見ていた自分としては何ともいえない。
今のアメリカンナイズされたプロレスと違う殺伐とした凄みのある試合は今見ても鳥肌物です。
謹んでアントニオ猪木氏にご冥福をお祈りいたします。