博多一幸舎と言えば元祖泡系豚骨ラーメンとして地域は限定されるものの全国、いや海外にまで進出しているお店だ。

その一幸舎の泡豚骨ラーメンを同じく博多のメーカーである味のマルタイがカップで再現したという。

 

 

そしてこのカップはマルタイとしては珍しいバケツタイプの大盛りカップで発売された。

 

 

中身はどうだろう。

 

 

4パックと気合が入る。

早速作るのだが今回はカップで麺を戻し、その他は温めたどんぶりにした。

そして、仕上げのコブクロを入れるとこれが。

 

 

何やら白い粉末がぁ、これがあの表面を覆う泡なのだろうか。

出来上がりは。

 

 

具材のかやくは細かなキクラゲとネギだけだ、なので常備のチャーシューを乗せた。

白い粉はだんだんと泡らしくなってきてそれらしいか、面白い―。

 

 

楽しいなぁ、マルタイの開発の方もいろいろと考えているのね。

この時点ではあまり豚骨臭はしてこない。

では、スープから。

 

 

別入れのラードが入るスープは豚骨なのだが香り同様博多の豚の頭骨をボロボロになるまで煮詰めたあの無感じはしないです。

醤油感が有る、これは通常の博多ラーメンよりも多く感じます。

泡成分を味わってみると甘味がある、糖成分なのだろうか。

だがごく微量なので味に影響を与えるほどではないです。

総じてライトな豚骨です、もっと押しの強いのを連想していたからちょっと肩透かしかなぁ。

そして麺、これが気になってスープにも影響を与えてる。

 

 

戻し時間60秒の博多の加水少ない細麺ですが、なんとも油揚げ麺のインスタント臭が気になる。

これがスープにも溶け出して影響しているから何とも残念なんですね。

 

 

折角独特な泡の再現でこれは久しぶりに楽しく食べられそうだなぁと思ったのですがね。

ただ普通には美味しいんですよ、見た目からして期待が多すぎたと言う事でしょう。

ごちそうさまでしたー。

 

 

追記

やっぱり九州豚骨のカップでの再現は佐賀のサンポー食品が一番かなぁ。

サンポーの油揚げ麺は揚げ油にラードを多めに配合していて粉末豚骨にぴたりと合うんですよね。

なんだが回し者みたいですがね、ファンなもので、すみません、、。