サンポー食品は社員百数十名の大手とは比較にならない九州佐賀の食品メーカーです。

だかこれが地元九州豚骨を熟知したスタッフによる豚骨ラーメンの数々はどれも大変に美味しく私は大ファンなのだ。

粉末スープでの豚骨の再現は素晴らしく、私は勝手に豚骨の魔術師と呼んでいます。

 

今回食すのは久留米ラーメンである、あの獣臭がお店の数十メートル前から感じるという濃厚豚骨発祥とされる地のラーメンだ。

 

 

私自身も以前ですが幾度か久留米や柳川など本場で食しています、なので期待大である。

がしかし、後入れのニンニクチップというのが気にかかります。

パッケージに三宝堂と有りますが、これについては後に。

内容は。

 

 

凄い4袋だ。

サンポー食品はメイン商品の焼豚ラーメン当大体かやく、粉末スープ、調味油の3袋なんですね。益々期待しちゃいますよー。 

熱湯3分で出来上がりだ。

 

 

まあるいペラチャーにキクラゲとネギ、そこへ後入れの乾燥ニンニクチップです。

ではスープから頂きましょう。

 

 

調味油は何時もの通りにラードだ、蓋の上で温めないと固まっている。

では一啜り、。

 

あれっ、これいつもの定番焼肉ラーメンよりもちとライトかなぁ、、。

豚骨臭も軽いしサラリとしている。

勿論その豚骨の旨味はチャンと有って美味しいんだが軽いぞこれは。

 

久留米という頭骨をボロボロまで煮だしたかなりの豚骨を期待していたのだが。

だがこれを補うのはニンニクチップです。

こいつが所々で効果的に引っかかって美味しいんですよ。

 

思うにこれは久留米の南部の、熊本に近い方面のラーメンを模したものでは無いでしょうか。

 

 

麺は何時ものサンポー得意の油揚げ麺で。

揚げ油にラードを多く配合して豚骨スープとの親和性を補ったという麺はその通りにこの粉末豚骨に合って美味しいです。

特に食べ始めのプチりとした食感は本来の麺とは違う物の美味しく楽しい。

 

私のサンポー食品への贔屓目を加味してもとっても美味しいカップラーメンでした。

おいしかったです、ごちそうさまでしたーーーー、、、。

 

 

追記

パッケージにある三宝堂というのはサンポーのレギュラー商品に艦載されているもので。

これは同社の社名にも由来します。

創業時の社名は旭日製粉製麺所であり発祥は大正10年の米問屋大石商店まで遡る。

1954年に棒ラーメンの元祖と言える三宝ラーメン(みたからラーメン)を発売した。

だがこのみたからがサンポーと認知され、それが後にそのまま1965年に社名になったという事です。