明星より今月発売のラーメンデーバンク一押しというモヒカンさんのカップ麺が登場です。
モヒカンさんは久留米という九州豚骨発祥の地に有りながら、その獣臭際立つワイルドなラーメンが多い中、あっさり系の豚骨でそういった趣向の方の人気を集める人気店との事です。
今回発売された物はトールカップサイズで、明星が持っているこのサイズでもノンフライ麺を搭載するカップ麺として登場しています。
更に辛味オイルを別添えすることにより辛さを追加するという仕様になっている。
トールカップですからお約束の小袋が天面についています。
内容は、。
やはり九州系の細麺だ、この麺は博多長浜系が発祥とされている。
長浜は市場で栄えたラーメンで、細麺で提供時間を短縮するのと大盛を設定せずに替え玉で対応するというシーケンスを確立し、それが他の博多系に伝染している。
細麺なので熱湯2分で完成です。
日清のトールカップ用ノンフライ麺に比べ加水が少ないので浮いています。
調味オイルを入れて攪拌すると。
調味オイルはラー油でした、多めでシッカリ辛そうです。
では、スープから行ってみましょう。
久留米という事で獣臭漂うしっかり豚骨かと思えばこれがあっさり豚骨なんですねー。
これは驚いた、こういうタイプも久留米には有るんですね。
でもですねこれはこれで美味い、久留米という事で濃厚な期待が高かったが中々に行けますよー。
辛さもそこそこ有ります、なのでレンゲが止まらない。
加水少ない九州北部の細麺を模した麺はノンフライだ。
日清明星連合(明星は日清の資本子会社)は縦型トールカップでもノンフライ麺を投入している。
多加水のチュル麺からこのような加水少ないものまで変幻自在だ。
現在カップ麺の麺に関してはこの2社にヤマダイ凄麺が一足先を走ってる、そこへ追随するのがマルちゃんの東洋水産と外注先だったカトキチ群馬工場を買収したスガキヤか。
これらは店再現系に強いノンフライ麺でのことで、油揚げ麺ではまた違う展開になりますね。
縦カップだとサンヨーやエースコックは店再現系でも油揚げ麺で作っているので今一再現物に弱い。
ただ良い油揚げ麺は持っているのでサンヨーのニュータンタンメン本舗のような個性のあるものには合っているのも有りますね。
油揚げ麺だと私は佐賀のサンポー食品の物が豚骨スープとの相性が良く大好きです。
話戻してモヒカンラーメンだ。
久留米とは思えぬサラリとした豚骨スープにノンフライの細麺、多めのラー油が効いて旨いカップでした。
ただ久留米の豚骨を期待しては肩透かしですね、なので濃厚で臭みのある豚骨が苦手の方にはお勧めです。
ごちそうさまでしたー、、、、、、。