東京マルイのハイキャパはオープンサイトの競技用に軽くチューンしたものを使っている。
コンバットシューティングなどと呼ばれる光学サイトを乗せないガンでの実践的競技で走ったり利き腕じゃない側での射撃等アクションも多いものだ。
これは今まで使っていたもの。
スライドロックがかからないストロークを詰めたりとしていますがメインメカには手を付けない軽いチューンだ。
今回ひょっとしたことから限定で出ていたステンレス仕上げのフレームを入手した。
なので組み替えてみることに。
アウターバレルもライラクスのフルート加工物を入手したので交換してみる。
組み込みにはちょっとしたコツがいるのはウエスタンアーム(以下WA)のものと同様です。
バレルもバラすとこんな感じ、中央の樹脂の物を上部のアルミに入れ替えます。
ノーマルがコーンタイプ(テーパーなっている)のに対してライラクスの物はストレートだ。
これは本物はショートリコイルなのに対してマルイの物はストレートブローバックで作動するからだ(細かくは検索してね、書くとかなり長くなりますので)。
が、ここで問題が。
スプリングのアウターが入れ替えたバレルに干渉します。
なのでこの部分を削って調整します。
ベルトサンダーでちょちょっとですねー。
これ製品のロットによるものなのかは分からないですが、手加工でもいけるので問題にはなっていないのかなぁ。
600番のペーパーやすりで磨いて下記のモリブデングリスで組み込みます。
スプリングやロッドの組み込みにもこちらを使います。
タミヤのミニ四駆用に販売してるモリブデン配合のグリースです、これプラスティックを侵さないのでガスガンにも応用できます、流れ出ずに留まるのが良いです。
そして細かな部分にはこれを注入です。
マルイで出しているので安心してプラやゴムパーツにも使えます。
細かな部分に浸透します、でも使いすぎると染み出てくるので配慮して使用ですよ。
そして日頃のメンテナンスにも必須ですよー。
組み上がったものはやはりカッコいいですよー。
フレームサイドにもフルート加工してあるのでスペシャル感がアップです。
赤く光るフロントサイトはアクリル樹脂で、長い部分に入った光は後ろから覗くとさらに輝度を増す、集光タイプサイトです。
後ろからサイティングするとこんな感じ。
リヤサイトはドロウ時引っ掛からないノバックタイプで白点が入っています、白点の間にフロントサイトの赤点が並べばOK。これをターゲットに重ねれば想定距離(大体7~8メートル位)で当たるように調整します。
サムセフティ(親指で解除するセフティです)が左右についてる。
これは利き手以外でも撃つことが有るから、この競技は左右の手で銃を扱えないとダメなんですね。
グリップはWAで馴染んでいるSTIタイプの物。
細かなチェッカーが心地いい、勿論滑り止めにもです。
このマルイ用のグリップも今では入手困難ですね。
ストレートタイプのトリガーは好みが分かれるか、始めはWAがダグ・ケェニック作のコピーモデルで採用したもの。マルイ用のこのパーツも今は見ないですね。
ロングタイプのマグキャッチは今も出ているパーツです、シューティングでは定番のパーツですからね。
交換前。
交換後。
シルバーフレイムはやはりカッコいい、というか私の趣向なんですねー。
ブラックスライドにシルバーフレイム、この組み合わせが大好きです。
アウターバレルも少し長い、フルート加工と共に迫力が少しだけ増したかなぁ。
でもこうしてみるとブラックフレームもいいかなぁなんてね。
これまでに交換したパーツは以下です。
フロントサイト。
リヤサイト。
スライド。
アウターバレル。
リコイルスプリング。
リコイルスプリングガイド。
メインフレーム。
STIタイプグリップ。
ストレートタイプトリガー。
ロングマグキャッチ。
マグウェル。
メインメカ以外は殆ど別物になっちゃってます。
もう競技には出ないですが、それでもターゲットに打ち込むのは楽しいのでファストドロウの練習でもしますかぁ。