先月の静岡出張時に高速SAで買ってきたものが大変おいしくいつかアップしようと思っていたら、殆ど同じパッケージのカップが存在することを確認し購入して比較してみた、。

 

先ずは高速SAで購入したカップです、。

 

 

これ買ってびっくり確か450円位した、レジでえって思ったのだが食べてみて納得しました、。

内容は、、。

 

レトルト具材が入っています、肉かすが入っているようですね、。

富士宮での肉かすとは豚の脂身から油(ラード)を摂った後の物をいい、関西のうどんに入る牛の大腸から油(ヘッド)を摂ったかすとは違う物ですのでお間違いないように、。

 

液体ソースに乾燥具材は出汁粉、つまりは細かなイワシ粉のようですね、。

 

 

麺は低温乾燥のノンフライ麺でレトルトパックといい成程コストがかかっているのが分かりますね、。

早速作ってみました、、。

 

 

レトルト食材はやはり肉かすでした、レトルトなので煮込まれた感じです、。

実際の富士宮焼きそばでも味を付けたものなので炒めてはいないもののライブ感は有りますね、。

甘辛いソースの香り、これがいいですよー、。

 

では、頂きます、、。

 

 

いやぁ、これうまーい、、。

ノンフライの麺は弾力があって食感もいい、小麦感すらあるかなり優秀な麺ですねー、。

そしてソースだ、これが市販の物にはない独特なもので酸味と甘みの具合がとってもいい、。

レトルトにはラードが使われているか、そんな豚感も加わって何とも美味しい、、。

そこにイワシ粉だから旨みがたっぷりですよー、、。

 

これかなり気に入りました、味見した家族全員がまた食べたいと絶賛でした、。

販売しているのは(株)藤商という静岡清水市の企業だが、作っているのは秋田の神室のめぐみというメーカーなんですね、。

委託生産しているようです、このメーカーこれから注目しておきましょう、、。

 

 

 

ではこちらで見つけたものはどうでしょうか、購入はヨーカドーです、。

 

 

まったく瓜二つのパッケージです、初め見た時にこっちでも売っているんだと思ったほど、。

だがメーカーはマルちゃんの東洋水産です、、。

 

 

こうして並べてみるとどちらがどうだかわからないほど、、。

富士宮焼きそばの登録商標であるのぼりのデザインは同じですからこうなるのは判りますが、それにしても紛らわしいですねー、、。

 

マルちゃんの物は価格230円程とカップ焼きそばの標準的なもの、、。

なので中身もそれなりで、、。

 

 

かやくには肉かすのようなものは認められない、削り粉が入っています、。

早速作りますと、、。

 

 

削り粉がかなり細かな魚粉状で、実際に食べてみても一般的な魚粉のようだ、。

ソースの香りも一般的な物、実食です、、。

 

 

麺は油揚げ麺で中太位の物、縮れが強いカップ焼きそばの汎用麺のようだ、。

表面に水分が飛んだあとの気泡感があり食感もフガッっしたよく有るやつ、。

ソースにもこれといった工夫は無い様でどこかで食べたごく一般的な味付け、。

唯一魚粉が入るのでこの辺りが特徴といえばそうなのだがやはり物足りなさがある、。

 

 

かやくもやはり肉かすはつ使われておらず、これも汎用の豚肉片が入っていました、。

あとはお決まりのキャベツが少々と、これ本当に富士宮焼きそば学会が認証した物なのでしょうかねぇ、、。

 

 

価格的にかなりの開きがあるわけですから別物として評価するのが妥当ですね、。

はじめの藤商のものは麺も具材もソースもそれそれがとても美味しく絡み合った、久しぶりに秀作といって良いカップでした、。

値段は高いものですがそれ位の価値はあると思います、高速SAで見つけたら是非とも一つでよいので買って食べてみてください、お勧めします、。

 

対してマルちゃんの方は汎用のカップ焼きそばに魚粉が入ったものでした、なので気になる方は買ってみても良いのではと、、。

 

いゃあ、こんな発見があるなんて、カップ麺って本当に面白いですねー、、。

ごちそうさまでしたー、、、。