このカップは結構以前より定期的に販売されている、当ブログでも一年半前に取り上げています、。

ですが定番といえどいつも有るわけでなくワンロット終了したら市場を見て次回の製作までは無くなるものが多い、。

更にコストの関係で内容をダウングレードしたり、テコ入れで価格を上げてでもアップグレードして来るものもあります、。

なので気になる物は数年おきにチェックしています、、。

 

 

桂花さんはパッケージにある様に昭和30年創業の熊本ラーメンの老舗名店です、。

早くから東京進出して新宿歌舞伎町前に昭和43年に支店を出すと、現在はこの新宿に2店舗池袋にも2店舗と渋谷に一店舗と地元熊本ではなく東京で確実に店舗展開をしています、。

 

当初は濃厚豚骨にマー油(焦がしニンニク油)が浮くという個性的なラーメンで話題を集めた、。

だが色々なラーメンが出現した現在では比較的ライトな豚骨で癖のないマー油が受けているようです、。

製法は同じの様なので如何に我々の趣向が変わったのかと思うにしきりですねー、、。

 

 

サンヨー食品の名店の味ですから丼ぶりカップにノンフライ麺、液体スープにかやくというカップ麺の上位仕様だ、。

特製調味油は言わずもがなマー油である、、。

その出来上がりは、、。

 

 

豚骨醤油にマー油がしっかりと浮かぶ、ただお店と比すと具材が寂しいかなぁ、、。

お店のはチャーシュー2枚にメンマに味玉、茎ワカメにネギと乗せ物は賑やかなんですよー、。

 

では、関心のスープを、。うん、今となったら豚骨臭はしないサラリとした豚骨をよく再現しています、。

そしてマー油、これもニンニクの主張はそれ程ではなく誰もが美味しく食べられるスープになってます、。

スープとマー油の配分を考えながら啜っていくという感じでしょうか、おいしいです、、。

 

 

麺は熊本ではわりと中太麺をよく目にするのだが、桂花さんは博多の様な細麺でそれを再現しています、。

博多よりも少し加水加減は多くこのノンフライ麺はその辺りよく再現していますよー、。

なのでスープ、マー油を良く纏って美味しく食べられます、うんいいですねー、、。

 

 

やはり定番ロングセラーは外しませんね、納得の内容でした、、。

具材に関してはこれコストありますから致し方ないと思いますが、スープと麺は秀逸です、。

食べて見れば桂花さんの熊本ラーメンという物の輪郭は十分伝わると思います、。

勿論カップラーメン単体としても美味しいですよー、、。

ごちそうさまでしたぁーーーーー、、。

 

 

追記

お店では私は太肉麺(ターローメン)なんですね、。

角煮チャーシューにざく切りの生キャベツが乗る正に熊本ラーメンなんだと思います、。

近くの江東区東大島に亀久さんという熊本の名店何軒かで修行された方のお店が有り、こちらの物にも生キャベツが乗っていました、、。

ただ店主さん(50代)がもう一人で豚骨作の体力の限界といって2年前にメニューを豚鶏醤油に変えちゃったんですね、、。

とても美味しかったので残念でしたが、お弟子さん取らなかったので致し方なしか、、。

それだけ豚骨スープは体力が必要と実感した次第でした、、。