店名は淳陛屋と書いてじゅんぺいやと読みます、じゅんぺいはご主人の愛称のようです、。
2年前にアリオ亀有並びの環七沿いに出来た、。
始めはそれこそひっそりとアリオ並びでは有りますが駅とは反対のあまり人通りの無い方への出店、。
だがその味が知れ始めるとじわじわと評価を高めて今では一燈さん、ののくらさん始め名店犇めく葛飾区でRDBトップ20位に入る人気店となっています、。
店内は広くL字カウンター10席ですが、店内待ち席もあり席間隔も余裕がある、、。
コロナ対策は券売機横のアルコールスプレーとカウンター席ごとのアクリル間仕切りがある、元々席間隔が広いので十分なスタンスを確保できていますよー、。
券売機でポチったのは味玉醤油SOBAとワンタン塩SOBAだ、、。
味玉醤油SOBAからです、、。
もう見た目から旨いのが判っちゃう、奇麗な透明度のあるスープに浮かぶ油の玉、そそりますねー、、。
具材は豚肩ロースの低温チャーに穂先メンマとネギに三つ葉、うっすらと色付いた味玉です、。
でわ、スープから頂きます、。いやいやいぁ、見たまんまですよ、。丁寧に火入れされた角の無い醤油に豚鶏の鶏が多めの動物のイノシン酸にコンブや干し椎茸等の乾物によるグルタミン酸と、追い打ちをかける節や煮干しも感じるとにかく旨味が詰まったスープです、、。
これはかなり私の好みです、以前新店食べてリターンする店は1割に満たないと書きましたがこちらはリターン確定の美味しさですよー、、。
レアチャーはこれ多分60度とかよりももう少し高い温度で調理でしょうか、むっちりというよりも噛み切れる柔らかさだ、これもいい所をついています、、。
低温チャーってムッチリし過ぎてて噛み切れないというか飲み込みづらいの有りますよね、。
この辺の作り込みも上手ですねー、、。
メンマも原価率高い穂先メンマだ、コリっとしたのもいいけれどこの複雑な組み立てのスープには柔らかなこちらの方が合っていると思います、、。
麺は加水が少なめの細ストレート麺、軽くスープを吸い込む仕掛けでしょうか、。
当初は取り寄せていたようですが現在は自家製麺との情報有り、。
するすると啜れプツリとした食感もいい、小麦感も十分です、、。
三つ葉がいいアクセントになってるし、レアチャーに乗ってくる柚子が後半いい仕事するのはもうお分かりですよねー、、。
ワンタン塩SOBAの方はどうでしょう、、。
これまた見た目からやられちゃいます、たくさん食べてきている方ならこれがどういう物かすぐに判断できる姿ですよねー、、。
塩たれは醬油よりももう少し魚介を効かせているか、仄かにですが節系が顔を出してきます、。
組成がより表に出てくる塩はこのスープの凄さをより実感できました、、。
ワンタンはよくある皮が主体のでは無くて、しっかりと肉餡が入っている、、。
これは嬉しいしなにより食べておいしい、。
皮は市販の物でしょうか、麺とは違い加水多めのチュルチュルタイプです、、。
なによりスープですよ、塩は醬油よりももっと凄さを感じます、、。
此処の店主さんはなんと車いすなんですね、なのでお店もバリアフリーでゆとりのある設計になっています、。
勿論厨房もで、手慣れたオペレーションでラーメンを作り出す、、。
洗いとホールは奥様でしょうか、共に40そこそこという若さで丁寧な接客で美味しいだけでなくとっても気持ちよく食せることが出来ました、、。
いやー、これならもっと早く行っていればよかったですねー、、。
帰り店主さんと少しだけお話ししてまた来ますと店を後にしました、、。
とっても美味しかったです、ごちそうさまでしたーーーーーー、、、、。