昨年夏のオープン時からあの貝出汁ラーメンで人気の改さん2号店という事で初日より並びが出た人気店です、。

当社のメインバンクが雷門の前なのでいつ行くかと思いながらコロナ過に、、。

実はこの日はいる気はなく偵察に行ったのですが、平日昼1時前というのに並びは無くカウンターの入り口側手前が空いています、チャンスとばかりに飛び込んだ、、。

 

 

ここは江武里さんという東京醤油ラーメンのお店だったのだが移転されての居抜き店舗に入ったわけだ、。

居抜きだと厨房設備が引き継げますから徳なんですが、こちら店内は以前とは全く違うレイアウトになってます、、。

流石に超人気店らーめん改さんの2号店だ、お金かけてやる気も十分といったところか、、。

 

感染対策についてはL字カウンターの角に仕切りが有り、カウンターにアルコール消毒スプレーが設置してあるだけ、。

ここ隣にもラーメン屋さんのチェーン喜多方ラーメン坂内が有るのですが、流石チェーン其方はカウンター各席ごとにアクリル仕切りがしっかりあります、ちょっとなんだかなぁ、、。

 

まあ今回は一番表に近いカウンターの端ですから、さっさと食べていきましょう、、。

この日の限定は濃厚煮干しとの事、改さんのと同じなのでしょうか、気になりますがブレずに中華ソバ味玉入りです、。

 

 

いやーーー、いい見た目ですねー、、。

濃い目の醤油スープに幕張るのは鴨の香味油でしょうか、、。

 

では、スープを、、。うまい!そしてそう来たかぁ、、と、、、。

やはり鴨(合鴨)で採ったスープには乾物(干し椎茸、節)などのうま味も感じる、その鴨は臭みは無く美味しい、、。

ただね、醬油タレがそうなのか甘みが強いです、、。

ラーメンの甘みに反応してしまう私なので一般の方からすればそれ程でもないか、。

さらに言えば甘み=旨みと感じる方が結構多いのも確かで、茗荷谷に有る生粋花のれんさんの様にやはり甘目の醬油味での人気店は存在します、、。

 

私が気になるだけでスープは前述旨味が凝縮されているし、浮く香味油も葱とやはり鴨の脂でしょうか美味しいんですよ、。

 

 

鴨(合鴨)チャーはむっちりとした低温調理の物、噛むたびに旨みが広がります、、。

ただこの日の物はむっちりし過ぎてて噛み切ることが難しい位、もう少し火を入れた方が良かったでしょうかね、。

 

 

麺は全粒粉(本当は小麦粉に麩を混ぜた粉)の加水少なめな細ストレート麺、、。

この麺かなり加圧して作っているようでプツプツとした食感で楽しい、小麦感も十分で美味しい麺です、、。

 

 

らーめん改さんの店主さんはいつ樹グループの海老つけ麺で有名な五ノ神製作所出身、鮮魚系と呼ばれ銀鱈絞りで有名な五ノ神水産にも居たようです、、。

そこで海産の扱いを会得して貝出汁のラーメンを開発、現在蔵前で長蛇の列を作る名店になった、、。

こちらビリケンさんはは全く違う鴨出汁と、しかもこれがかなりのハイレベルでした、。

という訳で有名店の2号店は流石でしたよー、、。

 

表には並びスペースが有ります、これも人気店の証ですね、。

 

 

美味しかったです、ごちそうさまでしたー、、。

 

 

 

追記

ビリケンって大阪の幸福の神様と思っている方多いんじゃないですかね、。

実はアメリカの生まれなんですね、幸福の神がストーリーの連載小説、その主人公がビリケンだったと、。

店主さんはゴロがいいからビリケンにしたなんて言っているようですよ、、。