平日の1時過ぎ、この日も連れとラーメン求めて浅草橋方面へ、、。
向かったのは札幌ラーメン福籠さん、だが行ってみると店は閉まって張り紙が、。
すわっとおもったが臨休でした、びっくりしましたぁ、、。
店主さんの修行先はすみれさんです、ここの味噌も醤油もすみれ譲りの美味しい物が食べられて人気店なんです、。
お目当てが臨休でがっかりと、でもこの周辺は美味しいラーメン屋さんが沢山ありますよー、。
どこにするかと車を走らせているとー、おおっ饗 くろ㐂さんの前に珍しく並びが無いですよー、。
急いでコインパに車止めて向かいます、、。
店前通ると常に20人近い並びが有るのに並びなしは始めて見ました、それだけ人気店ですからね、。
この後次々に接続していきます、なんてラッキーだったのでしょうかね、、。
案内はおひとりさんが先で、我々二人は店一番奥の唯一のテーブル席へ案内されました、。
連れは勿論塩、私は醤油をオーダーです、、。
塩は細麺で、醤油は手もみ麺でお願いしました、、。
先ずは細麺で茹で時間が早い塩からやってきましたよー、、。
いやいや、何ともいい鶏の香りがしてきます、、、。
そのスープは、、、。いやぁ、凄いです、上品ながら力強い鶏の旨味と昆布や煮干しに節といった和出汁が重なる複雑な構成で有りながら見事にまとまったスープです、、。
単にうまいじゃ片付けられないレベルです、凄いという言葉が思わず口から出てしまいました、、。
出汁で炊かれたモモチャーには生姜が乗って隣の黒い物は生の胡椒の実、強い旨みのドライトマトと共に印象的なアクセントになってる、、。
つみれも入っててこれもちゃんと手作りされたもの、安直に業務食材で済まさないのが店主の拘りですね、、。
メンマはしんなりとした穂先、全てがこの塩専用の具材です、、。
細麺はフスマが混じる全粒粉を使ったといわれるタイプ、小麦感がしっかりと有って旨味タップリのスープをよーく纏って来ますよー、、。
縦方向に刻まれた九条葱や紫の蓼など割烹に通ずるあしらい、見た目にも配慮された正に逸品でした、、。
醬油の方は、、。
がっつりと下見栄え、背油も浮くしチャーシューもバラマキとロースだ、、。
味玉はトッピでしゃくっと角切りのメンマに小松菜に上部の茶色い物は焦がし葱です、。
丼ぶり手前が茶色くなっていますが、これは特製の旨味醬油がスプレーされていて、丼ぶり持ってスープ啜ると美味しくなりますよーとのアナウンス、、。
こういった演出も有って漫画らーめん再遊記のゆとりちゃんじゃないですがわくわくさせるラーメンですねー、、。
そのスープは、これまた何と表現するのか迷う、やはり凄い、、。
醬油はよく火入れされて角が無い、が主張はしっかりある、ベースは豚鶏で時間かけて穏やかに採っているしっかりした物、。
そこへ例の和出汁だ、これが重なってとっても美味しい、やはり凄いですねー、、。
バラ巻きチャーもしっかりとした味付けでホロホロタイプ、もう一つはロースと書いたがこれウデかなぁ、。
こちらはレア風で食感も残してあり両方の対比が楽しい、、。
そしてこんなのが出てきましたぁ、、、。
輪切りの大根、これもおでんみたいに出汁で炊いてあってまたいいアクセントです、、。
そして焦がし葱を混ぜると一気に変わります、大人しかった子が急にいたずらっ子になったみたいに主張してきて味変になります、これも流石だ、。
縮れの入った平打ちの中太麺は加水も多く通常よりも柔く茹でられていて、。
啜るとチュルっとした外側の食感で。咀嚼するとしっかりとした小麦の主張とでとても美味しい、、。
どちらもこれでもかといった手数の応酬で、久々参りましたぁと思わず頷くような物を頂きました、。
連れは相当感動したようで、ラーメン食べて感動て何、大袈裟とか思ってたが今日はそれを実感しましたと言ってましたね、、。
店の一番奥だったのでこんな光景が、、。
大将直々に若手に麺の縮れの入れ方をレクチャーしています、これが人柄かとっても優しく丁寧なんですねー、、。
なんでも暮れに八王子に鶏専門の2号店を展開するという、そのための特訓のようです、、。
素敵な師弟関係を撮影しても良いですかとお声がけすると笑顔でいいですよーと店主、、。
お店は人からって言葉が有ります、ここは人もラーメンも過ぎらしい、人気店な訳ですよね、、。
他に限定やSNSなどで配信される裏メニューなどもあり、休日は食材探しに生産地へ行って直に新鮮なものを取り寄せたりと店主さんは生活の殆んどをラーメンに費やしていると思う、、。
そんな熱意もこの方の人柄で感じさせない、とっても心地よいお店でした、、。
名店には訳がある、実感してまいりました、、。
とっても美味しかです、ごちそうさまでしたー、、、。