コロナ前に入手していたのだが紹介が遅れていました、、。
私の理想の物が有りましたので即座にゲットしました、それはオーダー物の一本でした、、。
DY-91Xという型番の物だ、DY-91というのは製品名であるのだが末尾のXは何を意味するものか、、。
DY-91の仕様は、、。
トップにスプルース単板、サイドバックはハワイアンコア合板で、ネックはマホガニーに指板はエボニーという構成、。
サイドバックのハワイアンコアが特徴でパリッとした硬質な音なのだが、これがこのギターにはよく合っているんですね、。
ボディスタイルがギブソンJ45の様ないわいる肩落ちと呼ばれる上部の角が無い物、。
拓郎のJ45への憧れが有りますからね、この形でこの仕様はもうたまらんですね、、。
装飾が豪華だ、これが末尾のXの意味です、オーダーでこのパーフェリングなどの装飾がオーダーで追加されている、。
マーチンD45と同じボディ外周、サウンドホール、指板脇と、アバロン貝(メキシコ等が原産のアワビ)で象嵌装飾されていて、しかもブリッジ外周にもアバロンが入ります、これ重要です、、。
ヘッドにはアルバレズというKヤイリの海外ブランドのマークが入り、これはピックガードにも入っています、。
ペグ(糸巻)はグローバーに見えますが同形状のゴトー製、当然申し分ないですね、、。
サイドバックは合板といえどKヤイリは昔からベニヤのようなものでは無く、その素材を最大限引き出しかつ加工を容易にする為だけに使われています、、。
具体的にはプライ数という重ねの数を必要最低限にして挟む材も同じもの、生産性と音質の向上を果たすという合板だ、、。
指板はこれKヤイリの真骨頂、目を詰めたエボニー(黒檀)、こちらもひし形のアバロン貝のポジションマークがなされています、、。
私の持つYW600よりも薄く作られたネック形状は非常に弾きやすい、、。
そしてエレアコになっています、。
ヤイリオリジナルとの事ですがどこかで見たような、、。
ブリッジ下のピエゾだけでなくこのユニット下にコンデンサーマイクも搭載されておりブレンドが出来ます、。
なのでかなり生音に近い音出しが出来ると、。
そしてそれにはこのハワイアンコア合板というのが上手く作用してくるんですね、、。
ハッキリとした音色がPAに通しやすいです、、。
しかもサイドにもセルですがバインディングの装飾が有りますよー、これ背面もそうですよ、、。
という訳で大好きなギブソンJ45とマーチンD45を合体したモデルで、。
それが国内外でもハイブランドなKヤイリの製作でしかもオーダー物と、、。
しかも凝ったエレアコ仕様という、。
なんかいい物が入手出来ましたねー、、。
追記
私が50年ほど前、中学生の時に意を決しそれまでのお年玉とか親の借り入れ(両親は父がギター、母が三味線引いていたので理解があった、自営なので当然かなりのタダ働きさせられましたが)により入手した1972年製のYW600を現在も持っている、。
それだけにこのメーカーへの信頼度は深い、、。
日本のアコースティックギターはヤマハだけじゃないというのを全世界へ知らしめたメーカーです、。
事実ブランドじゃなく実質を尊重するアメリカではYD45とかはかなり以前からマーチンD45とほぼ同扱いされていると聞きます、。
このDY-91Xも音もプレイヤビリティも抜群のモデルです、、。
いい物入手出来ましたよー、、。