何やらオークションの題名みたいですが、、1972年製KヤイリのYW600です、、。
私がワンオーナーで、なんと40年間、づっと大切に弾いてきました、、。
 
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中学生の時にこれまでためていたお年玉やお小遣いプラス親の援助で買ったものです。
当時は空前のフォークソングブームで、特に女性にもてたい男子はほとんどがギターを持っておりました。
みな大体8000円から20000円くらいの物をやっと入手していたというのに、定価60000円のこんなものをよく入手できたものかと、、。
うちは父がギターを、母が三味線を弾いていたので、理解があり援助してくれたのだと思います。
もちろん自営ですのでその後年の夏休み2回は40日間うちで働きました(高校に入っても安給料でバイトしてたが)、そのときだけは良い親だなと反抗期のこの頃思った次第です。
 
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ですのでコンディションは良いです、もともと定評のあるヤイリですから(上位機種は海外でマーチンと同等に扱われていたという)。ネックの狂いやボディの変形などは皆無、、フレットをジャンボ(ジムダン6000)に打ちかえて現在もとても良い音で鳴っております。
 
ただしこの年代の国産によくあるウレタン塗装の経年変化による白濁はこいつにも表れており、、折角のハカランダの木目が鮮明でないのが残念なところでしょうか、、。
 
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ねっ凄い木目でしょう、、でも仕方ないです、、何たって40年ですからね、、。
当然当時はこんなに長く付き合うなんて思ってもいなかったですが、やはり良いものを入手する→大事にするという事で、現在の私のギターへの対し方を教わったというか、、先生でもあるんです、、。
 
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なので今でも管理できないほど(ちゃんと引いてあげられないほど)の本数は持たない。
定期的にメンテを欠かさない、日常でもネックの具合を見て弦の張り具合を調整しておくなど。
弾いた後はは奇麗に拭く、弦交換時は指版、フレットもレモンオイルでクリーニング。
当たり前だが丁寧に扱う、、スタンド以外は極力置かない。
手が汚れていたら石鹸で洗ってから持つ、、たとえばスナック菓子など食べた手では絶対に触らない(ポテチは箸で食べる)とか、、。
人によっては神経質に思えるかもしれないが、、それを行っていたからこそ現在のコンディションなのです。
 
これからもだいじにだいじに付き合っていきます、、、。