今週発売の新製品です、エースコックの東池袋大勝軒ワンタンメン、トールカップです、。
皆様ご承知の通り東池袋大勝軒のメニューはつけそばとそのあつもりに中華そばだけだ、ワンタンは無い、、。
ただエースコックと言えば昔からワンタンメンなんですよね、だから入れて来たのかなぁ、。
パッケージでは山岸御大が笑顔でプリントされています、、。
感謝の心でひたむきに作り続けた積み重ねの味です、との直筆がある、、。
氏の中野大勝軒時代からの積み重ねはラーメン(中華そば)つけ麺(もりそば)の普及に多大なる影響を与えましたね、その功績は比べる物が無いほど、。
氏がご逝去された時はテレビの緊急ニュースでテロップが流れた、もう文化人だったのですね、。
あらためてこのカップです、、。
トールカップのトレンド調味油が付属します、。
内容は、、。
ワンタンがしっかりと入ってます、。
ただ雑然と入っているのでこれ買ったらあまりカップを振らないように持ち帰るのが良いでしょう、。
熱湯5分、調味油を入れて出来上がりです、、。
ワンタンはうっすい皮のが4ヶ、ナルトが3つにメンマネギ少々、、。
よーく混ぜ混ぜします、この時ワンタンがバラバラにならないように注意ですね、、。
では、スープから、、。うーーん、確かにそれっぽくは有りますがねー、、。
東池袋大勝軒のスープは豚骨ベースですが博多の様な頭骨は使わず何日も煮だすようなものでは無いので大勝軒が街中華から発展したのが解るスープです(現在も源流の代々木上原大勝軒はつけそば出しますが基本街中華形態だ)(つけそばの名はさらに源流の荻窪丸長まで遡る)、。
ただ豚足、豚挽肉、鶏ガラで若干乳化させているのが特徴でそこへ魚介だ、山岸大将曰く琥珀色したこれが皆を虜にするスープなんですねー、。
このカップのスープはその辺りの特徴を上手くつかんでいると思う、。
ポークエキスをベースに東池袋大勝軒で使われていた鯖節を模して鯖パウダーを使ったり、。
ただその魚介がやはり魚粉だけで再現されているのでその辺に違和感が有るかなぁ、。
でも東池袋大勝軒食べた事無い方には何となくこんな感じは伝わるでしょうか、。
お店へ行った事無い連れも美味しいって言ってましたしね、つまりはそういう事ですねー、、。
麺は、、。
これもなんとかあの太麵を再現しようとしているのだが、。
やっぱり油揚げ麺なのでこうなるとどうしてもあのふがふが感が出てしまう、。
もうこれは致し方なしでしょうね、フリーズドライでもここまでの太麺は再現できないですから、。
ワンタンはエースコックさん手慣れたもの、袋インスタントではもう半世紀前から作っていた、。
薄皮でチュルっとしているのはいいのだが、中の餡が昔のまま、、。
これは食し始めて3分程たったもの、なのでお湯入れてから8分は経ってる、。
なのに中の餡は戻っていなくてカリッとしたドライな食感だ、これはもう改善しましょうよー、。
ナルトは進歩が見える、、。
というのも昔のカップのナルトといえば、平たいカマボコにこのぐるぐるが食紅でプリントされたものだったんですね、。
現在のは断面見るとちゃんと紅白の練り物を巻いて作られているんですよ、ちょっと関心です、。
という事でこれは東池袋大勝軒を知らない方が食べてもそれらしく伝わる中々に美味しいカップ麺という事でしょう、、。
ごちそうさまでしたーーーー、、。