当ブログへお越しの方には知っている方多いと思いますが(いやいや、殆どラーメンネタじゃんとの突っ込みはお許しを)、、。

このバイク途中でマイチェンしてておおまかⅠ~Ⅲ型まで3タイプが有るんですね、。

 

これが初期型1960年発売のC72である、、。

 

 

それまでのドライサンプ、6v電装のC71の姿そのままにエンジンをCB72と共通化した新設計の物とし出力も20馬力にアップ、電装も12vとなり信頼性もアップした、。

 

ハンドルがプレスハンドルという車体同様鋼板プレス成型によるもので、実用車としては幅が狭く低めの設定で有った、、。

私の経験からこの後パイプハンドルになったものよりも若干緊張感を持つハンドリングで、正直国道除く殆どが未舗装の当時の道路事情を考えると何とも乗りにくいのではと思うのだが、。

これがスタンダードと思えば比較する物も無くそれなりに乗りこなしていたんだろうかねぇ、。

(CB72のハンドルはもっと低く幅が狭いがそこはスーパースポーツで、より高速寄りな足回りのジオメトリーなので不安は全くない)、。

 

 

これが62年にCⅡ72になるのですが、これはマニアたちが分別するための通称で、ホンダではC72のままの名称です、。

このパイプハンドルになったのは海外でⅠ型のプレスハンドルが極めて不評だったから、、。

大柄の彼らにはかなり窮屈だったようでした、、。

 

 

何度も書いておりますが私はこのⅡ型が一番好きで所有している訳ですが、発売は62途中~64年と2年足らずでⅠ型同様数は少ない、、。

だが現在市場では断然プレスハンドルが人気で価格も高い、その隙を突いての購入(笑)ですかね、。

ハンドルは幅、高さとも現代でも通ずる標準的な物、至って楽で扱いやすい、、。

なので一番リラックスして乗れると思う、これは押したり引いたりする時も同様です、、。

 

 

そしてⅢ型だ、通称CⅢ72、。

64年よりCB250やCD250が出る67年まで生産された、なので現在でも一番数の多いC72だ、。

 

 

こちらはⅡ型になって海外への輸出が相当数行われるようになって、現地からの要望に更に応えるような改修がなされたもので(この画像の車両のシートの色は輸出用のオプションカラー)、、。

 

更に幅広く高くなったハンドルに、タンク容量を上げるために背の高くなった燃料タンクが特徴です、、。

なのでこの頃のバイクの顔であるタンクがだいぶ形状が変わってしまった、、。

ファニーでゆるキャラの様なⅡ型以前のタンクに比べると愛嬌が無くなっている、、。

大柄になりすぎたハンドルと共に私としては残念な改修だと思う、、。

 

 

主に北米へ輸出された車体はCB72と同じくブルーやレッドが車体色に加わり、、。

 

     

 

近年これらの車両が里帰りしたり、それに習って日本でレストア時に全塗装されたりしたりでバラエティも広がっていますよー(画像はⅠ型、ハンドル以外はⅡ型と同じ)、、。

因みにタンク形状の違いがが良く解るのでⅢ型の真横の画像も、。

 

 

ねっ、全然違うでしょ、、。

 

なおダブルシートとシングルシート+セカンドシートの画像が有りますが、、。

基本的に国内はシングルシート+荷台が標準でセカンドシートはオプション、輸出用がダブルシートのようです、。

だが国内向けにもダブルシートはオプションであったようですよ、。

 

 

以上甚だ簡単では有りますが(語ればブログのサイズに収まらないっす)各違いのご説明でした、。

ご拝読有難うございました、、。