ここも以前から気になっていたお店だ、オープンは3年前なのだが、、。
じつは東上野の名店、麺食道一真亭さんの2号店なんですね、、。
本店は東上野では超有名なさんじさんの近く、下谷神社のすぐ裏にある、、。
テーブル席が主体で20席以上あるお店だが、平日昼時は常にリーマンさんで満杯の名店が何故か南千住の路地裏というかなり難しい立地に出店して来た、、。
ラーメンと言う提灯が無ければ何の店か分からない、。事実以前店確認にバイクで行った時に一度通り過ごしているんですね、、。
さて、店名にも有るばん麺って何なのでしょうねぇ、、、。
店前にその説明がありました、、。
はい、いわいるまぜそば、油そばの類ですね、、。
これ毎年中国へ行っている人間としては解りますよー(今年は無いでしょうが)、。
あちらの方は朝出勤前に朝食は外食が多いんですよ、都市部では共稼ぎが多いのもあるが昔から伝統的にそうなんですね、。それもお店であったり露店で有ったり屋台で有ったりだ、。
そんな中に茹でた麺に少々の薬味を入れてタレかけて出すお店が有ります、、。
多分その事を言っているんだと思う、昔からのファストフードだ、、。
それが日本風にどうアレンジされているか、期待しますねー、、。
店はカウンター6席に4人テーブル2席2人テーブル1席とわりとキャパ有ります、、。
元気なおかみさんがホール担当ですが訛りが有るので韓国の方のようです、。
とっても気さくでお話好きなようで、先客の大学生の集団と親しげにお話ししていました、。
口頭オーダーはもちろんばん麺の醤油味(塩もあり)に味玉入りです、、。
数分で着丼です、、。
やはり出て来たのはまぜそばですねー、彩りや盛り付けがちょっとな感じですが美味しそうです、。
よーく混ぜ混ぜして先ず一口、、、。
まろやかな醤油味、油がラードが主体でそれがなめらかさとコクを出しています、、。
豚系の動物が使われたそう、チャーシューの煮汁を主体にしたような旨みが有ります、。
そういった意味では早稲田の油そばの老舗、東京麺珍亭さんに近いか、、。
いゃ、油そばとは違うか、もう少しライトな感じだ、、。
麺は角切りローラーの23~24番くらいでしょうか、、。
汁なしでは一番タレ絡みが良くて啜りやすい太さだ、、、。
中加水ですが油で幕張るのでタレを吸い込むことは無い、、。
スルスルと手繰れて中々に美味いです、、。
炙りが入ったチャーシューはホロホロでちょっと脂が多いが美味しい、、。
学生達がチャーシューばん麺を皆頼んでいたのが納得です、、。
味玉は硬めですが味が染み染みタイプ、味変にレモンを絞ってフィニッシュです、、。
中々に食べ応えのあるばん麺でした、、。
店の雰囲気も良く女将さんも親しみやすい、というかお話好きで、、。
ここの元は上野の一真亭さんですよねー、、等と言ったら、、。
次々にいろんな話が、楽しみさせて頂きましたよー、、。
ここ南千住は町屋のがんこ一条流さんの女将さんが夜営業で出店してきたとか、。
北千住の牛骨ラーメンマタドールさんの支店が最近閉店したとか、、。
マイナーながら話題のある地区です、、。
前述女将さんとのお話で、こちらもやはり場所柄なかなか集客には苦労されているようで
美味しかったです、ごちそうさまでしたーーーーー、、、、。