場所は足立区の神明南という場所、環七にある首都高加平インターを八潮方面へ少し入ったところ、。

最寄り駅は千代田線の北綾瀬、操車場への引き込み線に出来た駅なので土地勘が無いと場所の特定は難しい場所だ、、。

この環七周辺、とくに練馬区足立区葛飾区といった所はこの道路が出来たころは畑だった場所が多い、。

それが高度成長とともにあれよあれよと住宅地になった、そんな街中の路地裏に店は有った、。

 

 

オレンジの派手な色合いが異彩を放っている、RDBでのポイントはそれほどでも無い物の、。

レビューした方達の得点は極めて高いという隠れ名店の法則に合致する、、。

ずっと宿題だったのだが今回はどうしても気になって行ってみる事にしたのだ、、。

 

ご覧のように路地裏なのでパーキングからはしばしば歩く、、。

店前に着いてすぐに目に入るのはこの暖簾だ、、。

 

 

何とこんな場所のラーメン屋さんが札幌の西山製麺の麺を使っているのだ、、。

あの定番の黄色い縮れ太麵かと想像は膨らみますよー、、。

 

店内はかなり広い、、。

 

 

平日の昼をとっくに外した時間なのでガラガラである、、。

だがこの右に何と黒人の女性が二人食べています、東京はどこへ行ってもインターナショナルなんですねー、、、。

そして各テーブルが鉄板仕様なのだ、、、。

 

 

もんじゃかお好み焼き屋の居抜きかなぁ、、。

なんて思っていると、ご高齢の女性がお水とオーダーを取りに、、。

メニューは醤油、塩、味噌にスープカレーラーメンが有る、。

西山と来れば味噌か、いや、、レビューでの評価が高い醤油を口頭オーダーします、、。

空いているので5分と経たずに着丼、、。

 

 

なんとジャガイモとウインナーを煮たものに白菜のおしんこが付いてきました、、。

肝心の醤油ラーメンは、、。

 

 

軽く濁ったスープにチャーシュー、志奈竹、ほうれん草に海苔にナルトに半玉子まで入っています、、。

値段がですね、これで550円なんですよー、一体いつから値上げしていないのって感じです、、。

 

そのスープは、いわいるとっても美味しい中華そば、。鳥のガラやモミジが効いてるし豚骨(多分豚足)もはいって香味野菜と、、。油も少ないのでレンゲが先行する、。

これはまいった、ちょっと感動しながらスープを啜っていますよー、、。

 

西山製麺の麺はどうでしょうか、、。

 

 

やっぱり黄色い縮れ麺だ、だが札幌で良くある物よりも細めで22~24番くらいでしょうかね、。

これが高加水でチュルチュルとしててとても旨いです、、。

スルスルっとじゃなくってズルズルと啜るって感じ、食感もプツっとしててこれは楽しい、、。

 

乗せ物だって、、。

 

 

バラ巻きのしっかりとしたチャーシューだ、、。

だがこれは業務食材だと思う、でも味付けもいいし現在のこの手は下手に作るよりも上等なものが手に入るのでこれで良いと思う、、。

 

 

志奈竹もそうで、柔らかめで麺の合間に具合がいい、、。

ジャガイモとウインナーの煮ものはカルパスだった、燻製香がします、。

白菜がこれ浅漬けで私の好みにドンズバリ、、、。

 

 

どうも店の感じからここは古くからこの地でやっている店なんだと思う、、。

ホールのご高齢の女性は女将さんで、厨房にはご主人であろうやはりご高齢の男性が一人で作っています、、、。

 

帰りに店外へ出て理由がちょっと解りました、、。

 

 

看板にはお好み焼きの文字が、。そう、元はお好み焼き屋さんだったんですね、、。

それが加齢とともに切り盛りが大変になってラーメンに特化しての営業と、、。

ただどうしてラーメンなのか?、それも何で西山の麺をわざわざ取り寄せて使っているのか、。

北海道のご出身なのでしょうか?ラーメン作りはどこで覚えたのでしょうか?、、。

謎は深まるばかりです、、。

 

今度は塩を食べて見たいしもちろん味噌もカレーもですねー、、。

その時お手が空いていたらちょっとお聞きしてみましょうかね、、。

 

 

兎に角美味しくて安くって大大大満足なラーメンでしたよー、、。

ごちそうさまでしたぁ、、、、、、、、。