これも近くだが中々行けなかった宿題店でした、、。
足立区環七大谷田陸橋沿いに在るのだが店がシンプル過ぎて注意していないと通過してしまう、。
周りが門扉やシャッターが黒でこの店も黒い外観、シックというより目立たなすぎます、、。
店主さんは元々和食で20年以上の経験があるという、。
だがラーメンが好きでどうしてもラーメン屋さんを開きたくてこの店を開いたとの事、、。
未化調で毎日でも食べたくなるラーメンを目指していると書いてありますねー、、。
RDBでも現在足立区5位という評価を得ている人気店です、、。
だが平日昼は駅からかなり遠いという立地かそれ程お客さんいないようで、、。
私が訪れた12時45分で先客4人、後客3人といった具合、、、。
だがその中の少なくとも3人は私同様写真撮ってるラオタであることは確かのようですよー、、。
メニューは白醤油の白と濃い口醤油の黒にこの鴨そばです、、。
基本スープは大仙、信玄等と言った銘柄地鶏のガラに、。鯖や鯵や鰯の節に羅臼昆布等を
香味野菜と合わせた端麗ながら旨みがた――ーーっぷりな物、、。
丁寧に火入れして角をとった白、濃い口しょうゆで、鴨そばは塩メインのスープという、、。
その鴨そばをポチリ席に着きます、、。
店はカウンターのみ7席です、背後霊席もあるので土日休はやはり並ぶようですね、、。
鴨そば着丼ですが、鴨は別提供でした、、。
ラーメンはネギと三つ葉と海苔だけが乗るシンプルな物、、。
別添えの鴨は注文を受けてからローストしてる、レアですが元から火は通っている物のようで提供前に焼目を付けているようです、、。
そのラーメンは、、。
塩ベースとの事だが白醤油も入っているようです、、。
とにかく淡い鶏のうま味に節の魚介が仄かに香って、正に和職歴20年以上の店主の腕が如実に表れていますねー、、、。
ネギも晒してあって強い主張はしない、シャキッとした食感がいい、、。
だが三つ葉はこの端麗をきりっとさせる、あの青葉独特の風味で更にスープを際立たせます、、。
そして麺だ、、。
淡麗には絶対に細麺だ、それも汁を絡めすぎないストレートがいい、、。
加水少な目でスープを吸う、パツっとした食感から小麦の風味だ、、。
なのでちょろちょろと食っていないでガバっと一気に啜りこんで咀嚼するのが美味いと思う、、。
流石と思わせる完ぺきな取り組み合わせです、、。
鴨はどうか、、。
背側のロースだ、皮下の油も纏って見るからにおいしそう、、。
このまま口にほおり込めばくにゅッとした食感、鴨のうま味はその油と共にジューシー、、。
供えられた柚子胡椒を乗せれば日本酒が欲しい位だ、、。
だが良く噛んでも口に残る、、。別にある程度で飲み込んでしまえばいいのだが、焼肉のミノ(しかも安いの)を思い出していただければ分るでしょうかね、、、。
なのでこれをスープに浸して少し熱を通すというのは有りです、スープにも鴨の油が散ってこれお勧めです、。
麺に巻いてもいいしネギに巻けば鴨葱ですから旨いに決まっていますよー、、。
このボリュームで何と値段は980円なんですよー、安いですよねー、。
なのでか鴨そば注文するお客さんが半分以上います、、。
でも店主としては先ず食べていただきたいのは白なんだそうですね、、。
総じて端麗ながら丁寧に地鶏ガラから摂った基本に、和食で習得された節や昆布や野菜で採られたスープが絶品でした、、。
それらを吸い纏う細麺も然り、、。
店主の創造と実績が集約した美味しいラーメンだと感じました、、。
毎日でも食べられるラーメンと言うと、。これまた江戸川区門前仲町の名店とうかんやさんや、荒川区の人気店にじゅうぶんのいちさんも同様な事を言ってましたよ、、。
これらに共通するのは濃厚では無いが旨みはたっぷりあるという事、、。
おいしかったです、ごちそうさまでしたー、、、、、。