場所は千葉県木更津市、それも東京湾の近くというより山の中だ、。

かずさアカデミアパークという企業の研究所とか大学なが集まる地区の近くに有る、。

ドライブイン日可里さんだ、、。

 

 

メインの県道から外れた山間の集落に有りました、。

 

 

駐車場は裏に広く有り10台以上は駐車可能、。店内は10人以上座れる大きなテーブルに、小上りに4人テーブルが8と広い、、。

1時をとうに過ぎていますが先客10名とかなり繁盛していますね、。

 

注文は決まっています、RDBのレビューでほとんどの方が食べているチャーシューメンだ、、。

口頭注文で待つ事4分程で着丼です、、。

 

 

はいー、黒々としたスープに油が浮かぶ、。醤油の染みたチャーシューにみじん切りの玉ネギが乗った正に房総ラーメンの出立です、、。

 

房総ラーメンというのはこのブログを以前から見て頂いている方にはお解りですが、。

引っ越してからの方にはとょっとご説明を、、。

 

そもそも房総ラーメンという呼び方は巷には無い、これは私が勝手に房総に古くから有る形態のラーメンにつけている名称です、、。

 

竹岡式らーめんに代表されるチャーシューの煮汁を麺茹でした湯で割ったスープがこの地方の旧来のスタンダードだ、、。

竹岡式と違うのは麺が普通の中華麺である事、。

竹岡式は乾麺を使うのが店の初代から伝わる定義なので分けて房総ラーメンと呼ぶことにした、。

だからスープは多少差異は有る物の竹岡式の有名店梅乃家さんのに似てはいますね、。

そして東京等のラーメンと違うのはその塩分濃度である、スゲーしょっぱいのだ、。

 

 

ではこちら日可里さんのスープから行ってみましょう、、。

見た目通りかなり醤油の立ったスープでやはりスゲーしょっぱいぃぃぃ、、。

でもね、それでもおいしいんですよ、。浮かんでいるラードと相まってしみじみと旨いスープだ、、。

しょっぱいので少しづつ血圧を気にしながらスープを啜るといった感じです、、。

 

 

麺はやはり縮れの入った中華麺で街中華な物、これも房総ラーメンのスタンダードだ、、。

こりっと固めのメンマやシャキシャキとした玉ネギも同様で、これがスープと合うんですねー、。

 

そしてチャーシューだ、、。

殆どの方がチャーシューメンを頼むといういうそれは、形を残しながら醤油で炊きあげられたバラチャーで、、。肉の旨味も凝縮された美味しい物、だが、、。

やっぱりしょっぺー、乗せ物でも塩分攻撃だぁ、、。

 

以前も紹介したようにここ木更津周辺は漁師町という事でがラーメンは基本しょっぱいのが多い、。

勿論最近は色々なチェーンや、有名店で修行された方などの店も有ってそれらは普通な塩分なのだが、。

この房総ラーメンと呼んでいるスタイルのものはほぼ全てしょっぺーのである、、。

 

驚くのはこのしょっぱいスープを地元の方はほぼ飲み干しているという事、、。

隣に座っていた80位の爺さんもほとんど飲んでましたからね、血圧は大丈夫なのだろうか???

 

値段はこのチャーシューメンで760円と安ーい、、。

ちなみにラーメンは580円である、それが180円プラスでチャーシューメンですから皆さん頼むわけですねーー、。

 

 

前に下館ラーメンと言う関東中部の筑西市周辺の地ラーメンを紹介した、、。

有名な盛昭軒さんや50年は時間が止まった永盛食堂さん等、、。

これらもかなりしょっぱかったのだがスープは鶏ガラで採られていた、だか似てはいるんですね、、、。

 

聞くところによるとこのチャーシュの煮汁を湯で割ったスープは中京地区や関西にも有るという、。

それらが偶然発生したのか、何か共通のルーツが有るのかは興味が有りますねー、。

 

 

兎に角高血圧な私にはまことに危険なラーメンですが、、。

何故かしばらくすると食べたくなってくるんですねーーー、、。

定度(じょうど)ラーメンさんへ行きたくなりましたよーーーー、、、、、。

 

ごちそうさまでしたぁーーーーー。