場所は千葉県松戸、だが市内では無くみのり台という駅の近くだ、、。

わたしが松戸ラーメン街道と勝手に呼んでいる松戸から五香へ至街道沿い(他にも同様に呼んでいる方も多くラーメン店が多いのを認知されているようです)の通りから少し入った場所に有る、、。

実はこの日煮干しの補給へ行ったのだ、そうドロニボもこくのある背油ニボもうまい弥栄さんへである、、。

だが店は閉まっていまして、定休日でもなく臨休の張り紙の無い、、。

ラーメンマップで見てもピンが無くなっています、これは退店でしょうかねぇ、、。

かなり凝ったとっても美味しいニボラーのお店だったので非常に残念です、、。

 

情報から近くでもニボラーの店が有る、以前から少しは気になっていた店なのですが、その時はニボラーでは無かったのだが、、。

はたして、どうでしょうかと、近いので行ってみました、、。

 

 

店はやはりどう見ても居酒屋さんである、、。

でも張り紙に、当店はラーメン店で煮干しの苦手な方は入らないようにと、、。

何やら凄い煮干しラーメン凪さんのように書いてありましたよーー。

これはこちらからすれば大歓迎です、連れと一緒に入店です、、。

 

店内は確かに居酒屋で、、。カウンター9席にに座敷が4席と広い、、。

1時前ですが先客はこれまた昼飲みの4人さん、後客3人とそんな感じです、。

 

私は店一売りでの煮干し醤油、連れは変えて煮干し味噌です、当たり前ですが途中でシェアしますよ、、。

 

 

煮干し醤油だ、奇麗に麺が揃えられていますねー、、。

麺の手前には尾道ラーメンのような背油が浮く、左上に有るまあるい物はイワシのつみれ別注のトッピングである、、。

 

そのスープはニボが効いた豚鳥の醤油スープと見たまんま、、、。

何の変化もなくああ、それだねーーーーっという感じ、、。

甘味も多く塩分も高い設定なのでその辺りが好きな方にはいいのかもですねー、、。

というか、これが店主の好む味なのでしょう、、、。

 

背油の油も少し効いて旨みは有るのだがもう一息、いや二息といった感じでしょうか、、。

 

 

麺は細いストレート麺で、中加水なので博多の物とは違う、、。

スープをよく絡め吸い込みも良いです、、。

 

 

チャーシューは柔いバラチャー、でもこれもスープ同様味付けが濃い、、。

つみれにも味がしっかりと付いていて、そこまでやらずにもっと素材の味を珍重した方が良いかなぁと思いますが、、。

 

総じてかなりしっかりとした味付けで、我々にはかなりオーバーめに感じる物でした、、。

基本のニボはいい感じなのでちょっと勿体ないかなぁ、、、。

 

 

煮干し味噌の方はどうでしょうか、、。

 

 

こちらはたっぷりの炒め野菜の上に刻み生姜が乗っています、すみれ系みたいです、。

野菜は長葱主体でラードてしっかりと炒め付けられています、、。

これは近くの13湯麵(かずさんとんみんと読み、寺子屋系の創始松井氏が営業する名店です)のネギラーメンを範にとったものじゃないかと思う物、、、。

 

しかも厨房を見ると使っているラードは、ラード―どの王様とも言われるカメリアラードなんですね、、。

店主さんの拘りでしょうか、こんなの使っていても知らない人はなにも思わないでしょうからね、。

 

そのスープは、、、。

うーーーん、どこかで出会った味噌をいくつか重ねたというか、そんな元が感じられるか、。

店主研究しているのでしょう、いろいろな名店の要素が合わさっているのは解りますよ、、。

 

 

麺も醤油とは違い太い平打ち麺だ、、。

力強い味噌に負けない麺という事でしょう、加水多めでチュルっとしていてこれはスープとのバランスよくうまい、。

具材は前出多めの長葱に定番モヤシ、チャーシューでは無く炒め付けられた豚の細切れが入る、、。

 

ラードが蓋をして熱々だ、だがこれが煮干しを感じられるかというと???、、。

でも良い意味で個性的な味噌では有りますねー、、。

 

 

 

いやあ弥栄さん無くなってしまったのはかなり寂しい、、。

確かに立地から個性強いニボが日常受け入れられないとは思う、、。

そう、こう言った地元も密着した場所では土日祝主の遠征のラオタだけでは店は持たないという事ですね、、。

 

 

こうなるとこの周辺では五香駅近くの麵屋むどうさんが俄然注目ですかね、、。

鶏ガラ清湯醤油も、あっさり煮干しも両方美味しいこの若き店主のラーメンは是非とも味わっていただきたいと思う、、。

更に独特の和の香辛料が香る味噌ラー専門金龍さんとか、前出13湯麵さんとかね、、。

 

その13湯麵(とんみん)さんですが、寺子屋系を知らない方に今一度、、、。

今から20年ほど前に松戸市が地ラーメンで町おこしをしようと画策、。

そしてラーメン店を開設するまでの修行をする店舗を五香に作るんですね、。

これがらーめん寺子屋という店舗で、。これの指導に当たっていたのが製麺工場出身の現13湯麵オーナーの松井氏なのです、、。

 

ただこのプロジェクトは、実際に修業された方が、なんと地元に戻って店を開店してしまったという事で失敗してしまう訳です、、。

現在は散在してはおりますが、。

常磐線北松戸のらーめん寺子屋まねきさん、天王台のラーメン寺子屋麺倶楽部さん、同じく天王台の豆でっぼうさん、東武野田線の清水公園近く寺子屋しみずさんなど、、。

淘汰されてしまった店も多いですが、沢山の寺子屋出身店が今なお人気店として展開しています、、。

 

あっ、脱線しちゃいましたが、。

美味しいラーメンでしたよ、ごちそうさまでしたぁーーーーー。