店はこれまた葛飾区亀有アリオだ、先日の貝白湯砦さんとは違い独立店ではなく、。

大きな規模のフードコートの中に有る、、。

 

幾つもの有名高級中華で料理長まで務めて、2008年に独立した蔭山氏の興した蔭山楼が主体だ、。

恵比寿や表参道にも店が有り数年前にはTRYラーメン大賞白湯部門を3年連続一位をラーメン店では無く中華料理の店として受賞しています、、。

現在は先の店舗はそのままに、住居の有る自由が丘にラーメン専門店としてオープンしたのが自由が丘蔭山楼さん、、。

 

それが資本とコラボして、蔭山氏監修のもと展開しているのがこの自由が丘蔭山だ、、。

ただ店名は自由が丘蔭山と蔭山楼と二種類あって、、。

以前埼玉県の富士見市にある、ららぽーと富士見で食したことが有るが、、。

そこは崖山楼の店名で有った、、。

 

亀有アリオのフードコートは流石に23区内の施設で、下手な郊外店を凌駕するのではという規模だ、。

遥か先まで続くイートスペース、実に23店舗がひしめき合う、そんな中、奥まったスぺースに店は有りました、、。

 

メニューは鶏白湯の塩と醤油に蔭山特製担々麺が有ります、、。

後はセットで小丼ぶりに杏仁豆腐と、、、。

 

連れと一緒なので2種類食せます、。

先ずは当然鶏白湯塩ですね、もう一つは醤油では無く担々麵にしました、、。

蔭山特製と名乗っていますからね、蔭山氏監修の鶏白湯ベースの担々麺、味わってみたいですよねー、、。

平日でも結構混んでいます、でも5分程で呼び出しのブザーが、、。

 

鶏白湯塩です、、、。

 

 

レタスが乗った正に蔭山楼の鶏白湯の出立です、、、。

焦がし砕いたフライドオニオンが無いですが、ほぐし身の鶏胸肉や半玉等、本店の特徴をよく表していますねー、、。

 

では、そのスープを、、、。うーーーん、まろやかでうまーーーーい、上質な鶏白湯ですねー、、。

もちろん臭みなどは全くありません、とろみが有るのにひたすらスムースなスープです、。

資本系でのこのようなフードコートへの展開、。なので当然スープや具材等中央のセントラルキッチンの物になるのですが、、。

 

流石に上質な現在の物は下手な個人店舗を凌駕しますねー、、。

麺は縮れの有る中太麺、これにも蔭山氏の拘りを感じられます、、。

ちょるっとした食感で、とろみのあるスープをよーく纏ってうまいうまい、、、。

 

ただね、粘度は有るといったが濃厚さはそれほどでは無いんですよ、。

これこそがセントラルキッチンのマジックでしょうか、。

つまりは誰にでも飽きの来ないような丁度良い塩梅になっている、、。

テイスターさんと、監修する蔭山氏の苦慮の産物でしょうか、、。

 

 

カットレモンが付いてきます、これも蔭山楼さんの特徴で味変で最後までサッパリと食せますよー(富士見ららぽーとの店では袋詰めのフレッシュレモンで少々がっかりしたのですが、ここはこのコストの中本物で感心しました)、。

食べている方を見ると若い女性が多いのも納得しますねー、、。

 

 

 

では担々麺の方はどうでしょうかね、、。

 

 

ラー油に更に黒い物が浮いています、坦々肉味噌は何やら香辛料がいっぱい使われているような外観ですねー、、。

その黒く浮かぶものはすぐに分かりました、マー油です、、。

ニンニクを黒くなるまで油で煮揚げたマー油、ニンニクの香りが適度に香ってますよーー、、。

 

そのスープは、、。もう、これは流石に中華の名店の料理長まで務めた蔭山氏の監修です、、。

こんなフードコートのラーメンなのに香辛料の本格的な使い方が素晴らしいです、、。

勿論限られたコストの中なので完璧とまで入っていないのでしょうが、、。

コリアンダーやホアジャウといった物がしっかりと感じられる、。普通担々麺には入らない、九州熊本ラーメンの特徴的な調味油、マー油が何故か良く合っていますよーー、、。

わざわざ蔭山特製の担々麺と名乗る様に、独自で美味しいラーメンとなっています、、。

 

 

いやはや、これは、、、、。

蔭山氏監修の鶏白湯はやはりの美味しさ、、。

塩、醤油が880円、担々麵が980円ですからフードコートとしてはどうなのかと思う方もいるでしょうね、。

でも私は有りだと思います、おいしければそれが一番ですねー、、。

 

おいしかったです、ごちそうさまでしたぁーーーーーー。