はーるぱる来たぜすすきのーーー、、。
ってサブちゃんのはこだてーに被せて年寄りにしかわかりませんが、、。
はいーーー、到着しましたよー、、。

昨日からの雪で路面凍っています、、気温は0度、、、。
でも空気も乾燥していて私には引き締まって気持ちいい位です、、。
先ずは10数年ぶりのすすきの交差点へと歩いていきます、。
どこのお店へ行きましょうかと、安外れは引きたくはないので、。
もうここは各国で研ぎ澄まされた嗅覚ですね(なんて大袈裟ですがね)、、。
交差点近くの雑居ビルの中に何か気になるお店を、正直感だけです、、。
店内入るとかなり広い、一人なのでカウンターへ案内された、ここはどうも大将の仕事場の前である、、。

さっぽろっこさんである、、。
お店は結構高級な感じ、ゆとりあるスペースに個室も多くゆったりとしていますよー、、。
先ずはメニューを吟味、。江戸っ子はこの辺短くて、パッと見て気に入ったものから頼んでしまう習性がある、。
だがここのメニューはどれも興味のあるものばかりだ、、。
まずは店主の八寸を頼んだ、八寸とはその名の通り八寸(現在で約24センチ)の皿の上に先付を並べたメニュー、、。
本来は皿なのだが、ここは籠で出してきました、、これもありなんですね、、。

天ぷらは行者ニンニクとフキノトウ、、。
菜の花の辛し和えにウドの酢味噌、ホタルイカの沖付けに自家製甘エビの塩辛だ、、。
やはり行者ニンニクしフキノトウの天ぷらが春の香りで美味しい、、。
自家製と言っている甘エビの塩辛が麹の旨みが染みてて秀逸です、、。
大将(料理長)かなりの手腕なのが分かりますねーーー、、。
光物からしめ鯖、、、。

表皮の文様からノルウェーじゃないです、地物のとっても脂ののったマサバだ、、、。
白くなっている部分はすべて脂がのっています、さっと塩締めし酢で洗っただけのたまらないしめ鯖です、。
ここはかなりですよーーー、、。
活けホタテを頼んでみた、刺身もあるがここは焼きで、、。
ひもも内子(メスなので赤子)も焼いてあります、、。しかもその焼き加減がですねーーー、、。さっとレアな訳、これここなら絶対にこうするだろうなと思ってのオーダーだ、、。貝はどれもさっと火を通すと美味しいと思う、それはアワビだってカキだって同様、、。もうコハク酸の旨みがたっぷりでひたすら美味しい、、、。それを見ていたのでしょうか、大将がおもむろにこれ良かったら食べてみてくださいと、、。お口に合うかどうかですがと出してくださった物は――――、、。勿論メニューにあるものではない、ご厚意で出していただいたものです、、。なななな、、なんと、、、。これはニシンの卵、生のカズノコの漬けなんですねーーーー、、。ここにはこの時期鮮度の良いニシンが手に入る、なのでニシンの刺身なんてのが有ります、、。関東ではまずお目にかかりませんよね、、。これはそのカズノコの漬けなんですよ、大将はただ取ったのを醤油にぷっこんだだけと言っていましたが、、。私にはもう、、初めての味覚と食感、、。タラコなとどは全く違う、なんとも無表現しがたい旨さの魚卵の漬けだ、、、。大将はホタテを刺身ではなく炭焼きにといった所からこれを進めてくれたようだ、。グルタミン酸系の旨みが舌袋に残るこの感覚を大将は見抜いていたのでしょうかね、、。いやぁ、これはもうやられましたねーーーー、、。吟醸酒も堪能して会計は都内のくだらない居酒屋とそれほど変らない、、。これはこちらにいる間に通っちゃいますかねーーーー、、。美味しかったですよーーー、ごちそうさまでしたぁーーー、。