錦糸町に開店して瞬く間に長蛇の人気店となった鯛出汁ラーメンの麺魚さん、、。
ご主人は濃厚海老そばのパイオニア、船橋のまるは出身との事、、。
それが宇和島の海産加工業者からタイのアラを大量に取り寄せ、焼いて丁寧に取ったスープで一躍有名店になった、、。
店の隣の公園にまで大量に並ぶお客さんに対応するべく一昨年に現在の場所に移転、、。
店内はカウンター16席と一気に倍の席数となった、、。
その跡地に昨春オープンしたのがこの満鶏軒(マンチーケン)さんである、、。
なので麺魚さんの2号店となるのだが、歩いて15秒という立地なのでこちらは別のコンセプトの鴨出汁を前面に出したラーメンの提供となっています、セカンドブランドという訳ですね、、。

麺魚さんの跡地で有るので真鯛のグラフィックはあえて残してあるか、。
これは退店時の画像で1時を10分ほど過ぎたあたり、、。
我々は(連れも一緒である)何も待たずにすんなりは入れたのでラッキーだったんですね、、。
だがオープン時のあの信じられないくらいの長い並びは無い、平日はやはり落ち着いてきたという事でしょうね、。
二人なので塩と醤油をそれぞれ味玉入りでオーダー、当然途中でシェアしますが、。
塩フリークの連れはそちらメインに、わたしは醬油メインで食べていきますよー、、。
先ずは塩から、、、。

見た目からもう美味しいオーラが出ていますねー、、。
鴨チャーシューがいい色、、、青菜は最近多いシャキッとした小松菜、安定価格で最近使う店多いですねー、。
ざく切りのネギもいい、、。なんたって鴨がネギしょってって言葉があるくらい相性はいいですからねー、、。
真ん中に乗る黄色いのはおろし柚子、味変にとの事でしょう、なので先ずは地の方へよけておきます、、。
では、そのスープは、、、、、。うわーーーキターーーー、鴨の旨みがたっぷりです、、。
それでいながら見た目通りにあっさりとしていますよー、、、。
ここのスープは鴨と水だけで取っているという、他には何も使っていない、、。
あの鴨独特の臭みというものが全くない、。
かなり丁寧に下ごしらえをして、ゆっくりじっくりとスープを濁さないように取っているのが見えますねーー、、。

麺は四角い細麺だ、、。端麗スープには細麺である、、。
加水もやや少なめでぷっつりとした食感もいい、小麦感だってしっかりと有りますよー、、。
麺もスープもするすると入っていく、いゃあ旨いなー、、。
鴨チャーシューはね、低温調理でむっちむち、、。しかも燻煙されていて軽く燻蒸香もある、、。
いやいやこれも凄いですねー、これだけで一杯やりたいくらいですよ、。
燻蒸香に合わせてシングルモルトのウイスキーロックがいいかなぁ、、。
醤油の方はどうでしょうかねぇ、、。

内容は一緒のようだが、こちらの小松菜は葉の部分だ、。塩と違うようにしているかは不明です、、。
そのスープは、、、。いゃーーーー、、、。こちらは日本蕎麦の鴨南蛮チックである、、。
醬油タレは甘目の設定、そこへ鴨出汁が入るとやはり記憶としての鴨南蛮が頭の中によぎります、、。
これはうまーーーい、塩分濃度も一般的な鴨南蛮より低いのでどんどん啜れるぅ、、、。

不思議なことに塩よりも醤油の方が小麦を感じる、、。
発酵食品である醤油はアミノ酸も多く、素材のうま味も増大させて感じさせてくれるのか、、。
塩も醤油も見た通り油少なめなのであっさり、でも旨みたっぷりと、、。
箸もレンゲも止まらない、一気に食べ干してしまいましたぁ、、。
それは連れも一緒で、何時もと違いほぼ私と同じくらいで食べ終わっていましたよーーー、、。
食べ終わってカウンターから上を見上げると、、。

下がり壁(これ建築基準法で厨房で火災が発生した場合客席側への延焼をさせないために必要と決まっているのです)に、、。
欄間の彫り物がぁ、、儲かっているんですねーーー、、、。
人気店にはそうなる理由があると、またまた実感させられましたよー、、。
ホントに美味しかったです、、ごちそうさまでしたぁーーー、、。
店を出て、すぐはす向かいの麺魚さんにも並びである、、。

店内待ちも8人くらいありますからね、まだまだ人気衰えずという事でしょうかねー、。
しかもこれが土日休となったら、多くのラーファン(女性も多いのでラオタとは言わない)が隣の公園に長蛇の列(麺魚と満鶏軒とで2列に並ぶようになっている)になっていますよーー、、。
なので土日休はお覚悟をですね、、、、。