ここは年に一度は行くでしょうか、。
場所は江東区の京葉通り沿いなのですが、駅はどこからも遠い、、。
徒歩だとJR平井駅や都営新宿線の東大島駅からはどちらも20分以上はかかるか、、。
そんな立地なのにもう14年も続いている、並びが出るような繁盛店では無いが、。
夜は飲みも含めた営業で、土日は家族連れなどで4人テーブル4にカウンター15席はある広いスースが埋まるという地元に愛される人気店だ、、、。
麺や亀久さんである、、、。

店前はよく車で通るので行った事があると言ってたんですが、店に入るとやはり初めてと、、。
メニューはもちろん九州ラーメンがメインだ、、。

勿論夜はラーメン居酒屋の形態なので、おつまみメニューも充実しています、、。
そんな中からこの2点にしました、、。

鶴ラーメンと亀ラーメンだ、、、。
鶴ラーメンはデフォの豚骨ラーメンに辛味噌が乗る、連れのオーダーだ、、。
私は決めていました、ここへ来たならまずコレを食べないとですね、。亀ラーメンである、、。
まずは大将入魂の一杯、マー油が入る熊本ラーメンの亀ラーメン味玉トッピだぁ、、、。

トッピは味玉だけですがなんか豪華ですねー、、。
生のキャベツが乗っています、これも熊本ラーメンの特徴なんですねー、、。
他はチャーシューが2枚に九州系の刻みキクラゲに青ネギに海苔だ、、。
そのスープはまるでニボニボスープのように灰色をしているんですねー、、。
マー油が入ると有りますが、ここのマー油は黒く浮かぶものでは無いんですよー、、、。
スープに溶け込んでいて明らかに油ではない、浮かぶ油はラードで量もそれほどでは無いのであっさりと食せます、、。
でもニンニクの香りはしてそれが香ばしい位、、。感じとしては黒ニンニクをペーストにして煮溶かしているようなのだ、、。
ベースの豚骨もゆっくりと抽出され、博多や久留米等のように頭骨は使っていないようなので臭みは無い、。
マイルドだがしっかりとした豚骨はかなり美味しい、、。
そこへこれまたマイルドながら香ばしくもあるニンニクの香りが混ざり合って、、。
他には見ないとっても美味しいスープになっているんですよー、、。

ねっ、スープの色が濃厚ニボラーみたいでしょう、でも豚骨ニンニクなんですねーーー、、。
麺はやはり九州の加水少ない細麺、、。これはカタでの注文、ワシワシと進む麺ですよーーー、、。
生のキャベツは熱々のスープに浸してちょいクタくらいで食べるとおいしー、。勿論そのままパリパリでも口のリセットになって良いです、、。
チャーシューは薄い物の味付けも醤油ジャストで柔らかくおいしー、、、。
キクラゲは食感しゃくしゃくと、味玉もねっとりの黄身具合で濃厚に感じ美味しいですよー、、。
やはり他に無いマー油の熊本ラーメンです、リピートしちゃいますよねー、、。
鶴ラーメンの方はどうでしょうかねー、、。

ノーマル豚骨に辛味噌が乗っています、こちらはモヤシがたっぷりですよーー、、。
この基本のスープも美味しいですねー、これ単品でも十分ですね、、、。
で、連れがこの辛味噌をちょっとづつ溶いていきます、、。私も横からレンゲを伸ばして確認と、、。
九州と言えば麦味噌ですよね、でもこれは見た目通りの豆板醤がベースだ、、。
だが結構甘味を持っている、そう、辛くて甘いのだ、、。
九州はこちらに比べると何を食べても甘めの味付けでは有る、北部では甘い物の事を長崎に近いと昔の方は言うくらい、。
だが私の感想は南下すると強まるという事、指宿で食べたラーメンは当然九州豚骨であるが、。
その味はカレースプーンに山盛り砂糖が入ってるくらいの甘味で驚いたものだ、。
当然地元の方達はなんの躊躇もなく食べています、、。
更に南下して枕崎で食べたものは絶句でした、が、不思議に食べると美味しいんですよ、。
そういうのってありますよね、現地で食べると美味しく感じる物ってね、、。
この辛味噌はそういう訳かは分からないが辛みと甘みと旨みが合わさって、、。
それがこの豚骨スープと合わさってかなり美味しいスープになってます、、。
九州ラーメンですから替え玉ありきの麺量です、、。多分120~130gくらいじゃないでしょうか、。
なので連れも物足りないなぁと、、。
という訳で替え玉を一つ二人で分けることに、、。

こうして見ても150gは無いですかね、半分づつでちょうどいい感じです、。
これはバリカタにしてもらいました、、。プツプツと口中で切れるような食感、やっぱり九州豚骨にはこれかなぁ、。
ご主人は正に大将といったいで立ち、、。
熊本の有名店で修行したのち紆余曲折ありこの店を開店したそう、、。
その修行店がこのマー油なんだそうです、、。
ここもっと東京で知れ渡っても良いんじゃないかなぁ、ラーメン界の有名所はまだ来店していないのかな、。
場所が良ければ間違いなく並びの出る店になると思いますよー、、。
まぁ一番良く行く兼吉さんの大将のように、。
俺あんまり忙しいのは苦手なんだよなー、上手な具合に喰って良ければ一番いいんだよねー、、なんて言ってる店主もいますからね、、。
連れもうまいうまいと絶賛でした、私も大満足と、、。
とってもおいしかっです、ごちそうさまでしたぁーーー、、、、、。