生息地の近くの亀戸、ここも昔からかなりの激戦区である、、。
最近はつけ麺道の店長まで務めた方が興したニボラーのつきひさん、。鶏出汁で連日並びのなが田さん、、。
あのとみ田、一燈を含むこうじ系の麺絆や512、永福町大勝軒を再現する赤坂味一、。
燕三条系の潤に一燈直系の宮本、担々麵専門のごま哲に人形町から移転したわたる、。そして蒙古タンメン中本までも、、。
数多有るこの地のラーメン店でも、駅に近い立地で長く人気を継続しているもう名店と言っていい店が有る、、。
司さんだ、、、。

駅を出て、明治通りをガード側へ、そのガードを越した直ぐの路地にこの店は有りす、、。
ここは路面以外は昔から変わっていないです、、。

間口一間(いっけんと呼びます現在では1.8mですね)の小さなお店ですよー、。
店前にはメニューが、でもここは基本な物をチョイスしましょうね、。
今回は連れと一緒に入店です、、。
醤油の司ラーメン(各店の特製と同じで、チャーは肩ローに炙りバラ増しに角煮も増し、味玉増し)と、、。
更にはランチタイムはトッピング一つ無料と、量がこれ以上多いのはなんなんので、トッピは二人とも海苔にしました、。
という事で塩の司ラーメンも券売機でポチリカウンター10席の席に着きました、、。
平日の1時過ぎという事で先客は女性1人でしたが、夕刻からは常にお客さんは途切れない人気店なんですねー、、。
恰幅の良い店主さんが調理を始めます、。
落ち着いた感じでのオペレーションで、5分程で着丼しました、、。
醬油司ラーメンです、、、。

り→こってり→鬼マシとなっていて、。
今回この醬油司はこってりにしました、、、。
なのでピシッと背油が好かんだスープとなっていますよーー、、。
そのスープは、、。いやぁ、先ず日本蕎麦みたいな鯖節とか宗田節とかが醤油に乗ってきますよー、。
そして豚鳥のかなりしっかりとした動物系の下支えのベーススープと、、。
更に根菜中心の香味野菜で、かなり複雑系の濃厚スープになっていますよー、、、。
これはびっくり、かなり色々なことをやっているスープになっていますねー、、、。

合せる麺は普通の中華麺だ、。
これは麺を主張させることなく、スープ主体で食べさせるという事なのでしょうね、、。
前出醤油は火入れされているが主張します、それに動物のしっかりとしたベースに良く炊き出された背脂と、。
これはかなり美味しいラーメンですよー、ここ激戦区でもしっかりと主張して残っているのが良く解りますね、。
チャーシューは豚モモにバラの炙りに角煮と三種も入る、、。どれも美味いが味の染みた角煮は良かったですねー、、。
とっても満足が出来る仕様となっていますよーーー、、、。
果たしてい塩ラーの方はどうでしょうか、、。

こちらも特製なのでチャーシューの増加に味玉も、、。
醤油と違うのは茹でキャベツが沢山入っているんですねー、、。
これは角煮と白髪ねぎの代わりに沢山の茹でキャベツとモヤシが入っている、、。
ワカメも多めですね、、。
だがこれが流石の配分なのだ、、。
正に両ラーに期待される物を付加した物がそれぞれの司ラーメンとなっていますよー、、。
やっぱり激戦地でも残る個人店にはそれだけの味がしっかりと有るっていう事なのでしょうね、、。
正に実感した次第でした、、。
食べている間に店主さんはタレの部分を作っていました、、、。
寸胴の中から何やら固形物を取り出してはミキサーでぐるぐると、、。
途中で袋詰めの物を数袋投入いています、、。
店を出る時に、大将美味しかったですよーと、、、。
その時に先ほど加えていた物は何なんですかと聞いちゃいました、、。
すると大将、沖縄の砂糖なんだよと、、。一般的な物では無くて甘味はそれほどでは無くて濃くが増すんですよ、とのご返事いただきました、、。
成程、色々とやっているのですねー、、、。
そう、こんな激戦区で生き残るのにはやはり訳が有るんですね、、、。
それはご店主の探求心と確かな舌、こういった努力がなせる物なのだと改めて実感いたしましたよー、、。
とっても美味しかったです、ごちそうさまでしたぁ、、、、。