3年ほど前に京都の名店新福菜館が東京麻布十番に進出した、、。
その半年ほど後に秋葉原にも出店して早速行ったものです、、。
もう一つの名物焼めしと共に美味しくいただきましたが、それまで想像していた京風ラーメンと言うと、。
今から15年ほど前に出来た日本橋のますたにさんがパイオニアであった、、。
背脂さえ浮かぶ乳化した豚骨醤油で、底に一味が控える三層構造のスープでかなり話題になった、。
現在でも日中は常に並びの出る人気店ですが、、。
それとは全く違う真っ黒な醤油スープのラーメンであった、、。
その前後に横綱さんとか魁力屋さんなどのあちらのチェーン店が数多く進出して、京風ラーメンと言っても色々と種類があるというのを学習しました、、。
豚骨が主体の醤油スープで、乳化度に違いが有るのだが基本は若干濁りの有る豚骨風味の醤油で有るというのが私の見解だ、。
今回は仕事での打ち合わせ先が新宿で、何と昨年末に進出して来た第一旭さんのすぐ近くと、、。
時間を合わせて行って来た、、、。

時は1時15分、並びは7人、即接続します、、。
この位であれば回転速いラーメンは15分程で入店できるでしょうかね、、。
入れ替えだったか10分ちょっとで入店です、、。
店内入ると狭――ーい、。L字カウンター8席の背面にもカウンター4席と、苦労した配席です、、。
これは新宿という土地柄賃料も高いのでこんな感じなんでしょうかねー、、。
券売機で事前に並盛味玉九条ネギ増しを店員さんに渡します、。
ワンオペは5人分のよう、セカンドオペで8分ほどして着丼です、、、。

たっぷりの九条ネギで内容が見えませんね、これはいらなかったかなぁ、、。
ただ九条ネギは長葱と違い癖は少ないですからね、しかもトッピングは50円と安くついポチってしまいました、。
トロトロ味玉がいいですねーーー、、。
では、、。そのスープから、、、、。
おーーー、豚だ、、。とても豚感がありますよーーーー、、、。
豚骨??いや、、、。これはラードです、しっかりとした豚の風味はかなり上質なラードによってもたらされている物のようですよーーー、、、。
ここでかなり上質なラードと書きましたが、、。
ラードってスープとってるのの上に浮いてて、これをすくって入れてるんでしょ、、って思っていないですかぁ、。
半分合ってて半分合っていないです、、。
確かにスープの寸胴からとっている所も有りますが、ラードを別に購入してそれを入れている所も多いんですよ、(麺茹で釜の側とかスープの寸胴の近くなどにポットややかんで液状にしたラードを直接丼ぶりへ投入しているのを見た事無いですか)、。
どちらかというと後者の方が美味しい場合が多い、精製したラードを使う事が出来るし、安定しているというのもある、、。
中でもオランダのカメリアラードは特上品で、今までに武蔵小山のボニートボニートさんとか担々麵専門のふうりゅうさん等で確認しています、、。
話を戻しましょう、、。
具材は他にロースチャー、、。これが薄ーくスライスされたもので、、。

大きさもそれほどでは無いが3枚乗っています、、。
柔らかくて適度な脂でおいしー、これならチャーシューメンにすればよかったかなぁ、、。
跡は茹でモヤシが少々でメンマははいりません、、。
麺は、、、。

加水が若干少なめの細麺だ、、。
博多ほどではなくチュルっとした感触も有ります、とっても啜りやすいです、、。
なのでズバズバと食べ進んでいっちゃいますねーーー、、。
後半に浮くラードが少なくなったスープを良く味わってみます、、。
やはりゲンコツなどの豚骨と香味野菜や鶏ガラも使われているか、、。
だがスープが濁る程でもない仕上がりでいわいる懐かし系の醤油ラーメンがベースである事が解る、、。
それが多めの特上ラードでお化粧するととっても素敵な舞妓さんになりますよーー、、。
実は私随分と前ですがたかばしの本店で食べているんですね、、。
その時に本当にこのお店が東京にも来ないかなぁって思ったんですよ、、。
夢がかないました、新宿で味わえる京都の老舗(京都では100年でも老舗と言わないそうですが)の味を堪能できました、、。
食べ終わって店を出る、すでに2時10分前だというのに、、。

依然このような店外待ちである、、。
暫くは平日でもこの状態でしょうかねぇ、、。
勿論土日休は20~30人待ちなのが常のようですよーーー、、。
美味しかったです、ごちそうさまでしたーーーーーー、、、。