尾道は大好きな町で、公私とも幾度も行っている、、。
なので街中ではぴか一の割烹安広さんでは、行くと若旦那が久しぶりですねー今度はいつまでいるのーとか、、。
ビンテージギターショップ、オーズウエイの大将も行くとついつい話し込んじゃったりで、、。
遠いのにそんな感じがしない、そんな隣り街感覚なのですねー、、。
で、ラーメンである、、。尾道ラーメンだ、、、。
現在の濃い醤油に豚鳥ガラといりこに背油が浮かぶ形式を確立したのは朱華園さんといわれています、、。
戦後の復興で造船業で賑わった尾道の労働者向けの味付けでとても賑わったと、、。
現在でもロープウェイ近くの朱華園さんは健在で、もちろん人気店である、、。
他にも並びの出る店は渡船の有る海側に多く、壱番館さんやつたふじさん等観光客でにぎわっています、。
私も結構食べていて、当然前述のお店には幾度も足を運んだ、、。
だが私が好きな店は、もう少し山側へ入った新尾道駅近くの東珍康さんです、。店は古くは無いですが、店主は結構修行された方のようで昔からの尾道ラーメンだと思います、、。
あと、朱華園さんから約50年前に独立したというつばめさんも好きな店ですねーーー、、。
で、話を戻して東京の尾道ラーメンですが、流石に少ない、、。
ここ下町では隅田川にかかる永代橋の中央区側の袂にあるここ、めでたい屋さん位でしょうか、、。
天気も良いのでC72で行って来た、、。

店は橋の袂だが、何故か入り口は横道へ入ったところにある、。なので永代橋通りからは確認しずらい立地だ、。
なぜこうなっているかは分からない、マイナスと思うのですが、、。
この辺はリーマンさんがメインなので、口コミも多いですから関係はないのかなぁ、、。
店内は広く4人テーブル3と相席用か8人テーブルに、混雑用のようなカウンターが2席あります、。
この日は2時近かったので先客は2名、でも後客は3名あり皆さん常連のようでリーマンさんに認知されているようですねー、、。
券売機で尾道ラーメンをポチリます、、。
空いているので待つ事4分ほどで着丼しましたあ、、。

漆黒の醤油スープにプリッとした背油が浮かびます、、。
デフォで薄い物のチャーシューは3枚乗ってきます、西日本らしく青い九条ネギに似たネギが忠実に乗っていますよー、、。
では、スープから、、。
はいーー、見た目通りの醤油の香りが嬉しい豚鳥スープです、魚介はそれほど感じませんが入ってはいます、。
ラードが結構入っていて、これが旨みを増強しますねー、、。
浮いている背油はよーーく炊き出されたもので、、。チャッチャ系の背油の塊をスープで熱してザルでチャッチャするものとは違い、、。
プルっとした食感で尾道ラーメンらしさは感じられるものですねー、、。
麺もこれ尾道ラーメンのスタンダードで、、、。

平打ちの四角い中細麺だ、、、、。
これは朱華園さんに近い、というかそういう風に作ってありますね、、、。
チュルっと啜れるし食感もしっかりある、。この麺は私好きだなぁ、、。
総じてどれも尾道ラーメンのスタンダードである、、。
そういう意味ではこの東京でこのラーメンを味わえるというのは貴重だ、、。
でももう一つ地元の人気店のような突き抜ける物はないかなぁ、、。
これは致し方ないと思います、ここの地で本場の人気店を超えるような物を望むのもね、、、。
だが尾道ラーメンとはどういった物かというのは十分に伝わる一杯だと思います、。
立地が良ければもっと注目されるお店だと思いました、、。
美味しかったですよー、ごちそうさまでしたぁーーー、、、。