ここも八雲さん同様京成線堀切菖蒲園、しかも駅前通りだ、、。
そう、たった100mくらいの間にラーメンを提供するお店が専門店含め8件も集中している場所である、、。
更に少し歩けば前出八雲さんにあの弁慶さんだ、、、。

それだけに移り変わりも多い、やはり1年とたたずに閉めていく店舗を何店も見て来た、、。
この店もその居抜きで昨年3月にオープン、1年半たって人気も上々のようなので行ってみた、、。

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時は1時半過ぎ、7人のL字カウンターに先客は4人と、おお、繁盛しているではないですかぁ、、。
という事で券売機で先ずはラーメンと行きたいところですが、、。
事前情報で黒ラーメンというマー油が乗ったのが有るという、味玉は無く変わりにうずらの卵が有るというのでそれをトッピした、、。

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出て来た物は想像以上にインパクトが有る物ですよー、、。
トッピのうずらは5ヶで100円と嬉しい設定です、、。
先ずはマー油の無い部分からスープを頂いてみましょう、、、。

はい、ブクブクと泡が立つ豚骨ラーメンは正に九州ラーメンそのもの、。
ただしあの独特の臭みは強く無いから頭骨を使ってはいる物の、ペラペラになるまで煮溶かすような事はしていないようだ、、、。

という訳でかなりしっかりとした九州豚骨で、この1年少々で安定した人気店になっているのも納得です、。
では、マー油を混ぜていただきましょう、、。

マー油はニンニクを焦げるまで油でじっくりと煮揚げたもの、諸説ある物のこれが熊本ラーメンの特徴となっています、。
あれっ、今書いてて気が付きましたよー、、。
このお店って田原=たはらじゃなくって、たばると読むんじゃないかと思ったのです、、。
早速RDBで調べると、やはりたばるだ、、、。なるほどーー、、。

キーワードは田原坂(たばるざか)、そう西南戦争の戦場で熊本の地名だ、、。
ひょっとするとここの店主さんは熊本出身かな、修業は博多としても、、。なので博多豚骨と名乗っていてもメニューにマー油は入れておきたいと、、。
勘ぐりすぎでしょうかね、今度聞いてみましょうか、、。


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麺はなんとカネジン製でした、勿論製麺所はお店のオーダーでどんな麺でも作ってくれますからね、、。
加水少ない細麺は当然バリカタで注文していますよー、、。

いゃあうまい、どんどん啜れる、、、。
という事ですぐに完食です、っていうのもここも替え玉ありきで1人前は100gしか無いんですよ、、。
ちょっと迷ったのですが、替え玉しちゃいました、、。

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気持ち程度の具材がチョコっと載ってる、でもこれ100円と、、、。
このちょっとの具材が店主さんの気持ちを感じますねー、、。

とは言え替え玉ってどうしてもスープが薄くなりますよねー、。なのでここにもラーメンのたれは卓上に完備しています、使わなかったですが、、。
というか味変はやっぱり辛子高菜でしょうねー、、、。

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かなり辛味が強くインパクト有ります、これでさらに加速していきますよーー、、。
勿論途中でニンニクも投入していますし、変化を楽しんで食べられました、、。
それというのもしっかりとしたスープ有きですよね、。若かったらもう一度の替え玉でなく、もう一杯行きたかった位のラーメンでした、、、。


なにより店主さんの実直さがとっても伝わってくるラーメンです、、。
前述八雲さんもそうであるように、不人気で退店した居抜きの店舗でも、本当に美味しい物を追求すれば成功するという事をこの2店で真近に見せていただきまして、職業は違う物の自営業者として大変勉強になりました、、。

美味しかったです、ごちそうさまでした、、。