奥州白川ラーメンと言えばラヲタならばすぐにとら食堂さんを思い浮かべるだろう、、。
福島県白河市にある本店は朝行っても食べられるのは午後から何ていうもう次元の違う超人気店だ、、。
これは評判が広がり、マスコミも大きく取り上げたためか、一般観光客も多数押し寄せるようになったのも原因と思うが、、。やはり美味しいからこその人気だ、、。

関東にも修業したお店が多く出ており、それらのお店でトラ食堂会なども形成されているという、。
埼玉県富士見市にあるもめんさんもそんな店だ、。
数年前には千葉県は松戸の松飛台という駅前に分店が出来て、当時は足げく通ったものだ、、。
とら食堂松戸分店記事→https://blogs.yahoo.co.jp/redtyler/33519148.html

ただこれらは私の棲家から少し離れていて何かにつけないと行くのに躊躇する、、。
だが近くの、バイクで10分ほどの所に奥州白川ラーメンは有るんですねー、、。

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これは前回行ったとき、。そう、調べたら5月に行っていますねー、、。
なので短い時期に重複になっちゃう、、同じ塩ラー食べているしで、。
でもいいかなぁ、美味しかったですからね、、。

なので前回書いていないことを中心に、、
店は私より少し上と思われる初老のご夫婦での営業、お二人とも穏やかで優しいのが伝わってきます、。
そして、、、。
ここはとら食堂出身ではないんですね、以前店主さんに聞いたところ、、。

奥州白川ラーメンは大きく三流派があるそうで、とら食堂さんはその中の一派と、、。
ここの大将は別の派での修行と、、。
ただベースとなるものは一緒で、それぞれに使う出汁とか主にスープ系に違いがあるとか、。

麺はこれこそ奥州白川系の独自の物で、手打ちの強い縮れが入った平打ち麺、。これは基本として多少の違いは有る物のほぼ同じだという、、、。


では今一度塩ラーメンを頂きます、、。

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澄んだ塩スープに鶏モモの巻きチャーが3つ入る、、。
そして後半の味変用に梅紫蘇を巻いた鶏チャーが別添えでもう一つ、、。
後は塩ラー用の塩味のメンマ(醤油は醤油味のメンマです)に、アオサに多めの刻み葱、、。
たまらない外観です、、、。

早速スープから頂きます、、、。うーーーーーーん、うまーーーーい、、。
ゆっくりと丁寧に取ったガラと香味野菜、昆布などの乾物系と穏やかな節が織りなす旨みがたっぷりだ、、。
その節は鰹ではない、もっと穏やかで香ばしい、。宗田節か鯖節であろう、。
名店では無く街中の日本蕎麦屋で使われるこれらの節は、。
価格も本節、ましてや本枯れと比べれば格段に安く広く馴染まれた節だ、なので大衆の味ラーメンにはぴったりだと思う、。
参ったなー、なんでこんなに旨いのかなー、、、。

そして麺である、、、。

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大将が毎朝入魂で打つ手打ちの縮れ麺だ、、。
澄んでいながら旨みがたっぷりのスープもそうだが、この麺こそが奥州白川ラーメンなんだと思う、、。

加水が多めなのは見て分かる、食感はしっかりツルシコ、もうこれしか言いようがない、、。
思う程に小麦感は少ないがそれが逆にスープの邪魔はしないのだ、、。
兎に角食べていてとても気持ちのいい麺、それに付きますねー、、、。

後半例の梅紫蘇巻きの鶏ももチャーを投入します、、。

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ただね、この梅紫蘇は見た目通りかなり強い、、、。
この塩ラーが大好ききな連れは絶対にスープには混ぜません、単体で食べている、、、。
私も一部にチョットだけ溶かして味変を楽しみ後は元のスープを後半も堪能しますよー、、。
塩分濃度も低めなので
でこの梅紫蘇、というより梅干がとっても美味しいんですねーーー、当然自家製のようです、、、。


いやーーーー、。もうね、帰る道すがら、、あーーーうまい、あーうまいと繰り返すばかりで、、。
こんなに私の(連れもだ)趣向にぴったりとくるラーメンって、そうそうないですねー、、。

とっても美味しかったです、ごちそうさまでしたぁーーーーー、。